例文・使い方一覧でみる「世上」の意味


スポンサーリンク

...そして世上の所謂日本贔屓なぞに見る如き...   そして世上の所謂日本贔屓なぞに見る如きの読み方
生田長江 「ニイチエ雑観」

...またこれを写真にとり絵端書などに造って誇っている世上のありさまを見て...   またこれを写真にとり絵端書などに造って誇っている世上のありさまを見ての読み方
丘浅次郎 「理想的団体生活」

...また些(いささか)の益する所なきが如しといへどもこれによりてその学が世上の注意を惹(ひ)くに至るあるは疑ふべからざるなり...   また些の益する所なきが如しといへどもこれによりてその学が世上の注意を惹くに至るあるは疑ふべからざるなりの読み方
津田左右吉 「史論の流行」

...余り世上へ知らしたくないし...   余り世上へ知らしたくないしの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...わが知れる人々の中(うち)にはいかにもして我国の演劇を改良なし意味ある芸術を起さんものをと家人(かじん)の誤解世上の誹謗(ひぼう)もものかは...   わが知れる人々の中にはいかにもして我国の演劇を改良なし意味ある芸術を起さんものをと家人の誤解世上の誹謗もものかはの読み方
永井荷風 「矢はずぐさ」

...それじゃ世上の義理が済まねえ」「…………」「男の出世を妨げるのは...   それじゃ世上の義理が済まねえ」「…………」「男の出世を妨げるのはの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...世上の取沙汰や親の思惑を測(はか)りかねて...   世上の取沙汰や親の思惑を測りかねての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...はては世上(せじやう)に忌(いま)はしき名(な)を謠(うた)はれながら...   はては世上に忌はしき名を謠はれながらの読み方
樋口一葉 「曉月夜」

...世上に実のなき文学を言うにあらず...   世上に実のなき文学を言うにあらずの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...たださえ世上の口がうるそうござります...   たださえ世上の口がうるそうござりますの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...そのことから不穏な空気が世上に醸(かも)されていくことにもなったし...   そのことから不穏な空気が世上に醸されていくことにもなったしの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...世上に比較的謡曲嫌いが多く...   世上に比較的謡曲嫌いが多くの読み方
夢野久作 「謡曲黒白談」

...五やさしい子典膳は、世上へ出ると、必ずしもやさしい子ではなかった...   五やさしい子典膳は、世上へ出ると、必ずしもやさしい子ではなかったの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...まことに今日は、今年の初雪だが、しかし宮中で初雪の御宴がもよおされるなどの古例(これい)も、世上不穏のため、久しく絶えていたことなのである...   まことに今日は、今年の初雪だが、しかし宮中で初雪の御宴がもよおされるなどの古例も、世上不穏のため、久しく絶えていたことなのであるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...――表面はそういうことだったが、同盟の二国主が、伴(つ)れ立っての上洛なので、世上ではまた、「何事かあるな」と、政治的な眼で見ていた...   ――表面はそういうことだったが、同盟の二国主が、伴れ立っての上洛なので、世上ではまた、「何事かあるな」と、政治的な眼で見ていたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...平常、世上の知識も、表むきのことも聞かせず、いきなり解(わか)れと申しても...   平常、世上の知識も、表むきのことも聞かせず、いきなり解れと申してもの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...軽々たる世上の思わくや面子(メンツ)にとらわれて...   軽々たる世上の思わくや面子にとらわれての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...世上一流の人物と見られたのも...   世上一流の人物と見られたのもの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「世上」の読みかた

「世上」の書き方・書き順

いろんなフォントで「世上」


ランダム例文:
震え戦く   直弟子   盟書  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
最悪期   門外不出   原点回帰  

スポンサーリンク

トップへ戻る