例文・使い方一覧でみる「世上」の意味


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...世上の假説(かせつ)何ものぞ...   世上の假説何ものぞの読み方
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」

...一体処世上主義というのは定められる理屈のものでない...   一体処世上主義というのは定められる理屈のものでないの読み方
大隈重信 「福沢先生の処世主義と我輩の処世主義」

...世上の識者ことに一代の創業者たらんものは細心遠慮よろしくその選むところ...   世上の識者ことに一代の創業者たらんものは細心遠慮よろしくその選むところの読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...むしろ世上における普通の礼である...   むしろ世上における普通の礼であるの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...どうして世上に擴がつて...   どうして世上に擴がつての読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...これ皆世上の有様なり……ひるがえる袖...   これ皆世上の有様なり……ひるがえる袖の読み方
長谷川時雨 「一世お鯉」

...近来いろいろと世上の有様を見るにつけて...   近来いろいろと世上の有様を見るにつけての読み方
羽仁もと子 「親子の愛の完成」

...世上の親に物おもひは絶えざるなれと...   世上の親に物おもひは絶えざるなれとの読み方
一葉 「暗夜」

...世上に実のなき文学を言うにあらず...   世上に実のなき文学を言うにあらずの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...しかるに近日世上の有様を見るに...   しかるに近日世上の有様を見るにの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...世上には往々政党の沙汰もあり...   世上には往々政党の沙汰もありの読み方
福沢諭吉 「学問の独立」

...而(しか)していわんやまたザラに世上に跋扈(ばっこ)する道で聞き塗(みち)に説く輩においてをやだ...   而していわんやまたザラに世上に跋扈する道で聞き塗に説く輩においてをやだの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...其経済雑誌が世上の歓待する所となりて...   其経済雑誌が世上の歓待する所となりての読み方
山路愛山 「明治文学史」

...――世上、この人の首には、丹後船井ノ庄で一郡という懸賞がひろく言いふらされている...   ――世上、この人の首には、丹後船井ノ庄で一郡という懸賞がひろく言いふらされているの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...平常、世上の知識も、表むきのことも聞かせず、いきなり解(わか)れと申しても...   平常、世上の知識も、表むきのことも聞かせず、いきなり解れと申してもの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...世上の噂のように...   世上の噂のようにの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...炉(ろ)を囲んで、初秋の夜の静心(しずごころ)をたのしみ、「――時に、いつか訊こう訊こうと思っていたが、ご舎弟の四郎高綱(たかつな)どのは、近ごろ、どうしているな?」「さ……久しゅう会いもせぬが、世上の沙汰では、やはりこの兄同様に、怏々(おうおう)として楽しまずに暮しているらしい」「備前児島(こじま)の城へ当てて、この春ごろだったか、手紙を出してみたが、何の便りも返ってこぬ」「あれの一徹にも困る、わるくすると、この兄とは逆に行って、鎌倉どのへ、忿懣(ふんまん)の矢を引きかねぬ男でな」「さ……そういう噂を世間でちらと耳にしたので、万一の事でもあってはと、昔なじみの誼(よし)みで、この西仏が胸を打ち割って存分なこと認(したた)めてやったのだが……あの利(き)かぬ気の四郎高綱、手紙を見て立腹し、引き裂いてしもうたかも知れんな」「――いや、烈しい一徹ではあるが、心の底には情誼(じょうぎ)にふかい所もある弟(おとと)――というと弟自慢になるが、旧友の気もちが分らぬような男ではない」「では、何かの都合で、返事を忘れてござるのかな」「書けんのじゃろう、気持を偽われない質(たち)なので...   炉を囲んで、初秋の夜の静心をたのしみ、「――時に、いつか訊こう訊こうと思っていたが、ご舎弟の四郎高綱どのは、近ごろ、どうしているな?」「さ……久しゅう会いもせぬが、世上の沙汰では、やはりこの兄同様に、怏々として楽しまずに暮しているらしい」「備前児島の城へ当てて、この春ごろだったか、手紙を出してみたが、何の便りも返ってこぬ」「あれの一徹にも困る、わるくすると、この兄とは逆に行って、鎌倉どのへ、忿懣の矢を引きかねぬ男でな」「さ……そういう噂を世間でちらと耳にしたので、万一の事でもあってはと、昔なじみの誼みで、この西仏が胸を打ち割って存分なこと認めてやったのだが……あの利かぬ気の四郎高綱、手紙を見て立腹し、引き裂いてしもうたかも知れんな」「――いや、烈しい一徹ではあるが、心の底には情誼にふかい所もある弟――というと弟自慢になるが、旧友の気もちが分らぬような男ではない」「では、何かの都合で、返事を忘れてござるのかな」「書けんのじゃろう、気持を偽われない質なのでの読み方
吉川英治 「親鸞」

...世上之(の)物狂(ものぐるひ)も...   世上之物狂もの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

「世上」の読みかた

「世上」の書き方・書き順

いろんなフォントで「世上」


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