...一方で理論上道徳に関して疑を抱く者の生ずる間に他方には更に一歩を進めて、実際の処世上、道徳なるものを安く見縊り、自分一身の損得から打算して、生存競争上、道徳に従ふを利とする場合には道徳を尊重し、道徳を破るを利とする場合には道徳を捨てて顧みぬ輩が多数に生ずる...
丘浅次郎 「人類の将来」
...語を寄す、世上の病人達、医者のいい悪いを見るには、時々紺屋の職人をまねるのも面白くはなからうか...
薄田泣菫 「茶話」
...世上の識者ことに一代の創業者たらんものは細心遠慮よろしくその選むところ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...何んという言葉を使う」「殿中にても、世上にても、左様に申しております」久光は、手早く、将曹から、幕府へ報告した文面の写しを、取り上げて「この、禀申書の如き、署名は、ただ、将曹一人、藩老の連署が無くて、何故、この藩国の一大事件を、上へ通達するような、軽々しきことをなされました...
直木三十五 「南国太平記」
...この点において世上幾多の芸術家は(日常の人としてはいざ知らず)芸術家として常人よりも愚である...
夏目漱石 「草枕」
...世上の思惑、親類の義理、勘当したと言っても、大旦那は心から甲子太郎さんを可愛がっていたのでございます」「…………」番頭の理三郎が、平次の前にキチンと手を突いて、こう口説(くど)いて行くのを、平次は途方に暮れた形で見詰めております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...世上の取沙汰や親の思惑を測(はか)りかねて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...広く世上の形勢を察して...
福沢諭吉 「経世の学、また講究すべし」
...世上の諸々の現象は...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...そのレビユウ役者の景情を活写してよく世上の喝采を博した述作には...
正岡容 「浅草燈籠」
...それから引続いてまた世上一般に...
柳田国男 「山の人生」
...世上の解説を混乱せしめている...
柳田国男 「山の人生」
...その人物はかねて世上に定評のあるものだし...
吉川英治 「三国志」
...倶(とも)に天を戴(いただ)かぬ仇敵(あだがたき)とまで世上にいわれていた正成どのの妹...
吉川英治 「私本太平記」
...いまや世上にいい触らされている東西抗争の戦争名分だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...世上に信じさせる力が大きい...
吉川英治 「新書太閤記」
...ひとりの信長公を失った世上には...
吉川英治 「新書太閤記」
...世上に面(おもて)は曝(さら)されません」と...
吉川英治 「日本名婦伝」
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