...× × ×世上では兄弟不和などと云ふ様な話がありましたが...
徳富蘇峰 「弟を葬る」
...世上(せじょう)禍害の大部は出(い)で来(きた)らざるべし」と...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...余り世上へ知らしたくないし...
直木三十五 「南国太平記」
...世上への聴えも悪いから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...世上に亭主殺しより女房殺しの方がぐんと多いのでも判るやうに」「へツ風上にも置けねえ奴等で――」八五郎はぺツ/\と唾を吐くのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...世上に公の工業を起こす者なく...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...自身の家のためにも不面目なことになって世上の話題にされやすい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「世上誰知鉄石衷...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...世上の違犯数も、当然、それに準じて増すばかりなので、さすがの幕府も、犬目付も、法の厳励を期すには、いまや悲鳴をあげないでいられない...
吉川英治 「大岡越前」
...世上の悪評のあらしにもたちむかい...
吉川英治 「大岡越前」
...世上の非難にたいしてどういい解くか...
吉川英治 「大岡越前」
...世上之物狂(ものぐるひ)も...
吉川英治 「折々の記」
...その道流を興して世上に認められてゐた天文...
吉川英治 「折々の記」
...その後の世上をみると...
吉川英治 「私本太平記」
...世上ではこんどのいきさつを知っている...
吉川英治 「私本太平記」
...世上、これを皇統(こうとう)の争いともいっているが、またそもそもは、この義貞と汝(なんじ)との宿怨(しゅくえん)にもよる...
吉川英治 「私本太平記」
...平常、世上の知識も、表むきのことも聞かせず、いきなり解(わか)れと申しても...
吉川英治 「新書太閤記」
...――それと反対ないまの世上と...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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