...太功記の次のお俊伝兵衛では猿廻しの与次郎が寝床の中へ這入(はい)ろうとする時...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...ぽっと鬘(かつら)をかぶった故人菊五郎の与次郎が...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...したがって与次郎の説の当否は判定しにくい...
夏目漱石 「三四郎」
...その時与次郎が話した...
夏目漱石 「三四郎」
...「何をしていたんです」と下から与次郎がせきたてるように聞く...
夏目漱石 「三四郎」
...あとで借りていってゆっくり読むがいい」と与次郎が小言を言う...
夏目漱石 「三四郎」
...与次郎は「おい」とすぐ立った...
夏目漱石 「三四郎」
...見ると与次郎が隣席の二...
夏目漱石 「三四郎」
...与次郎の説によると...
夏目漱石 「三四郎」
...与次郎は鹿(しか)のような目を二度ほどぱちつかせて...
夏目漱石 「三四郎」
...必ず与次郎が持って来てくれる――とまではむろん彼を信用していないのだが...
夏目漱石 「三四郎」
...あの女を愛しているんだろう」与次郎はよく知っている...
夏目漱石 「三四郎」
...もうよっぽどできたろう」「原口さんの所か」「うん」三四郎は与次郎から原口さんの宿所を聞きとった...
夏目漱石 「三四郎」
...あまり与次郎の感化をこうむらない...
夏目漱石 「三四郎」
...肝心(かんじん)の与次郎は学校で取り逃してしまったからしかたがない...
夏目漱石 「三四郎」
...格別の間柄でもあった与次郎が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...堀与次郎、おりまする」「堀か...
吉川英治 「新書太閤記」
...如何あそばしましたか」三十郎、与次郎、作左衛門など皆、われを忘れてそこに影を重ね合った...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索