...神話の形成に与ることあり...
高木敏雄 「比較神話学」
...初めから誰にも与る筈ではなかつたと言つてゐるらしい...
辰野隆 「書狼書豚」
...すなわち非有に与る限りにおいては...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...事物の分類の仕事に与るようである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...非大衆――反大衆――の組織化に与る...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...母上は先人遺愛の物器を余に与ることを快しとせず...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...今の世の学者詩人にして政府の与るものを無用となして道に捨てたなら...
永井壮吉 「冬日の窓」
...これに与るも不利...
中島敦 「斗南先生」
...彼に欠陥や不便を与ることなく年の経験を持たせる...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...キリストの体に与るパンを食ったのである...
和辻哲郎 「孔子」
...それが終ると及第者たちは王の前へ出て成年式に与るのである...
和辻哲郎 「鎖国」
...今や父王の政治や軍事に与る資格があると認められる...
和辻哲郎 「鎖国」
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