...百万円でも貸与する時のように...
太宰治 「乞食学生」
...ついでに原子個々にそれぞれ生命を付与する事によって科学の根本に横たわる生命と物質の二元をひとまとめにする事はできないものだろうか...
寺田寅彦 「備忘録」
...元子に可触的物体と同じような二次的属性を付与する事の不都合を詳述している...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...歴史的運動に寄与する処の...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...云わば労働対象にその技術性を付与するのだと云ってもいいのである...
戸坂潤 「科学論」
...クリティシズムというものを個々の作品又は一定限界の芸術ジャンルから自由として之にクリティシズムそのものとしての世界の独自性を賦与することをば...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...彼女らが政治に干与するのを妨げている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかも気象学の根本問題に寄与する問題である...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...国民の幸福に寄与することは...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...とても多く寄与するであろう区別から始めよう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...このひみつに参与する特別な権利を自覚していた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...一方が他方に贈与することができるとすれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あらゆる場合に関与する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...将来の文化に新しいものを寄与する内容があろう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...さらに進んでは物に適切なる名を附与する言語の力...
柳田国男 「海上の道」
...いかなる文化史的価値を我々に供与するか...
柳田国男 「木綿以前の事」
...松を除けばこの物が最も多く参与する...
柳田国男 「雪国の春」
...外部の或力が時あって之に干与するものの如く...
柳田國男 「夢と文芸」
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