...あるいは何か他の物体の知覚に寄与するいかなる理由も...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...どのやうに国語教育に寄与するかを具体的に示さうと思ふのである...
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」
...歴史的運動の車輪の転回に順い又之に寄与するもののみが性格的である...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...個人の性格は団体へ関与することに於て初めて成り立ち...
戸坂潤 「辞典」
...特に日本ファッシズムはこのイデオロギーに特別に都合のよい根拠を付与することが出来る...
戸坂潤 「辞典」
...しかも気象学の根本問題に寄与する問題である...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...空気に何らかの不均一性を賦与する必要がある...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...それぞれ財産を分与するつもりだった...
久生十蘭 「金狼」
...いささか新しい意味を附与するのに...
久生十蘭 「南極記」
...この情欲が人生の快感の総計に寄与する能力に関しては...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...これは彼女に勇気と大胆とを賦与するためにはやむを得なかったからで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...附与するという慣行には...
柳田国男 「海上の道」
...むしろそういうこわい話の流伝に参与するのである...
柳田国男 「年中行事覚書」
...妙に一つの動植物に色々の方言を付与する風がある...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...教育委員として各自治体の教育に参与する権利が多数の父母に容認される暁には...
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」
...あまっさえ、土地(ところ)の金持ちから集まった一千貫の金を、賞として、彼に授与すると、讃辞に添えて申し述べた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...左様な愚挙(ぐきょ)に与するくらいなら...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...けだしこれらの物は一般的豊富従ってまた一般的幸福に寄与するとはいえ...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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