...このプロジェクトでは、計画通り進まず不首尾に終わってしまった...
...昨日の試合は、攻撃も守備も不首尾だった...
...毎朝の運動不首尾で、続けられない...
...彼女との交際が不首尾に終わってしまった...
...初めての料理は、何度も失敗して不首尾だった...
...散々の不首尾に、云う事も、しどろになって、「散歩でございます...
泉鏡花 「婦系図」
...このような不首尾のために才兵衛の悪評はいよいよ高く...
太宰治 「新釈諸国噺」
...この一と夏の海水浴の不首尾は実に人生そのものの不首尾不如意の縮図のごときものであった...
寺田寅彦 「海水浴」
...自分で今度は出来たと思つた句が不首尾で...
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...可哀想にも不首尾に終って了(しま)った...
「私の経過した学生時代」
...勤め向の不首尾により...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...以前のような不首尾を繰り返すに至りました...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...今日も不首尾...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その會はそんな不首尾に終つてしまつたが...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...いろいろと不首尾の事情があるもので...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...女のところでの不首尾を取り返そうと思いそれと言うのも持って行った金がすくなかったためだと考えてあの時の二倍の金を持って女の所へ行ったいよいよ今夜だ...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...「西福寺のことはどうした」――不首尾でございました...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...不首尾でもでかして...
吉川英治 「新書太閤記」
...「使いを立てた出先の用事が、首尾よいか、不首尾か、待つ身は案じておるものじゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...御不首尾なことでもあったのか」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...非常な御不首尾(ごふしゅび)でお帰りなされた...
吉川英治 「新書太閤記」
...とかくに不首尾つづきが生じた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...うるさいことがあろうも知れぬが、関(かま)わぬがよい、――またどじょう髯(ひげ)の青木丹左、あの大将も、わしが喋舌(しゃべ)ったせいではないが、不首尾だらけで、永のお暇(いとま)、これも旅をうろついておろう...
吉川英治 「宮本武蔵」
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