...へどを吐(は)いたり下痢(げり)をしたりする不風流な往生(わうじやう)は厭(い)やである...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...あるいは学者がそれだけ不風流なのか...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...不風流な目明しの髷節へ...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...文明の器械は多く不風流なる者にて歌に入り難く候へども若しこれを詠まんとならば他に趣味ある者を配合するの外無之候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...心ある者に見せたらばかえってその主人の粗忽(そこつ)にして不風流なるを笑われる位だ...
村井弦斎 「食道楽」
...そんな場所へ不風流な私が出入りすることは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こう不風流な男どもが...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索