...彼女は前に告白した相手に再度アプローチするのは不面目だと思っている...
...彼は不面目な言動を繰り返すため、周りから嫌われている...
...会社のパーティーで大酔いしてしまい、不面目な姿を見せてしまった...
...不面目なエピソードを聞かされても、彼女はふざけた態度で受け流してしまう...
...彼は失敗を指摘された時は不面目な態度を取るが、反省はしているようだ...
...こんな不面目なことをしたから...
梅崎春生 「狂い凧」
...一個の男児としてどのように不面目...
太宰治 「男女同権」
...トロイの落城の発端は美女ヘレンにあつた……この不面目な話の発端はハイペシア・ポターの美貌にあつた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...ブラームスの賛辞ほど彼女にとって不面目なことを決して言いはしないと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...不面目なことでもあります...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...この不面目を全市に受けたる以上は...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...そうして自分を不面目にするすべての責任を相手に背負(しょ)わせた...
夏目漱石 「明暗」
...男子の不面目(ふめんぼく)だと思います...
夏目漱石 「模倣と独立」
...後の不面目を救ふ由もないことを知つて居るのか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若(も)し是(こ)れが顕(あら)われて奥平の不面目(ふめんもく)にもなれば...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...不面目な心配に強(し)いられて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...不面目な気がして源氏は家にばかり引きこもっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御自身の青春時代に好色な評判を多少お取りになった不面目をこの人がつぐなってくれるもののように思っておいでになったことが裏切られていくような寂しさをお感じになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...紀霊は、自己の不面目を、ふかく恥じていたが、「いけません...
吉川英治 「三国志」
...不面目なことはおびただしい...
吉川英治 「三国志」
...不面目な屈辱をもってしないでも――上杉家自体のために...
吉川英治 「新書太閤記」
...不面目などという気は毛頭なかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その為の不面目を父へ詫びての事であったか...
吉川英治 「忘れ残りの記」
便利!手書き漢字入力検索