...――若しくは奉仕することによつて自我の本質が肯定さるゝ悦びを不知不識自己の内面に感ぜざる限り...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...そのために不知不識自分自身を過信(オーヴアーエスチメート)するやうな事は或はないとも云へないだらう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...不知不識(しらずしらず)の間に爲政者の商工偏重の政策と對照して...
石川啄木 「農村の中等階級」
...自分たちの高貴な人間性も不知不識に失なっていた...
田中英光 「さようなら」
...水縁に臨む)唱出俳壇新韵鐸(俳壇に唱へ出す新韵(しんゐん)の鐸(たく))声々喚起百年眠(声々に喚起す百年の眠り)身在閑中不識閑(身は閑中に在つて閑を識らず)朝躋鶴巓夕雲開(朝(あした)に鶴巓(かくてん)を躋(こ)え夕(ゆふべ)に雲開く)瓠壺之腹縦摸筆(瓠壺(ここ)の腹に縦(ほしいまま)に筆を摸(さぐ)り)収拾五十四郡山(収拾す五十四郡の山)打見たところでは一律のようになっているが...
中里介山 「大菩薩峠」
...教師といふ職業が不知不識の間に身につけさせる固さ...
中島敦 「かめれおん日記」
...父母が面白おかしく不知不識(しらずしらず)...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...父母が面白をかしく不知不識...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...不知(しらず)不識(しらず)自分も矯激な言動をするやうになつた...
平出修 「計畫」
...不知不識詠嘆的になり勝であるが...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...不知不識にあらはれてゐるのであつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...わしは不識(ふしき)を観じやう...
宮沢賢治 「疑獄元兇」
...梁の武帝達磨に問ふ 磨の曰く無功徳 帝の曰く朕に対する者は誰ぞ 磨の曰く無功徳 いかん朕に対する者は誰ぞ 磨の曰く不識! あゝ乱れた洞源和尚に辞(ことば)もない...
宮沢賢治 「疑獄元兇」
...「まあ勘次はそこで、坐っていて呉れればいいや、おめえが饒舌って源兵衛さんに泣かれていちゃあ寄合が流れちまう、……不識先生、なにかこれに就いて卦(け)は立たねえかい」「さればさ、さればこの件だが」不識先生は、顎髯(あごひげ)をしごいて云った、「儂がみたところ、家主吾助に憑いておるのは天一坊であるな」「ええっ、天一坊ですかい」「かの仁が家柄血統を調べるときの言動、仔細に考うるに天一坊じゃ、天は上にあり地は下にある、人間はその中間にあって、火風水木金土がこれを、……あれじゃ、そのなにしておる、じゃによって天一坊とてその自然の律動循環の理は動かせぬ、じゃが、あれは実は将軍家正統の御落胤であったという流説で」「そんな子曰(しのたま)わくを云ったってわからねえ、もっとわかるように絵解きをしてやって呉んねえ」「さればさ、そこで家主吾助としてはじゃ、仮にもこの長屋にじゃな、天一坊めいた人間がいるかどうか、いるとすれば天地人、これはもうなんじゃ、吾助として繩屋どころの騒動ではない、かの山内伊賀之亮、赤川大膳、常楽院……などはいけない、かれらは獄門になった、じゃが獄門にならぬほうの山内や大膳になれるか知れぬ、そこじゃて、……常楽院でもいい、家主吾助としては莫大(ばくだい)な出世であるし、かのごうつく並びに臼においても」「そいつだ、まちげえなし」銀太がまるっこい膝頭を叩いた、「禿のよまいごととぴったり合う、そいつですよ先生」列席の同志はみな頷き、声々に不識斎先生の卦を肯定した...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...――して彼の眼は不知不識そこへ据ゑられた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...不識庵(ふしきあん)家中日用修身巻という一種の「武士道訓」を藩の子弟たちへ示していた...
吉川英治 「上杉謙信」
...「剣秘不識篇(けんぴふしきへん)」としてある...
吉川英治 「剣難女難」
...改めて「剣秘不識篇」の情けの書を...
吉川英治 「剣難女難」
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