...おまけにまた夫はいつのまにか大酒飲みになっているのですよ...
芥川龍之介 「或恋愛小説」
...青っ面(つら)をした大酒飲みの老いぼれ海員(けえいん)の――それも死んでる奴が怖えってって...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...大酒飲みに違いない...
太宰治 「親という二字」
...ただ大酒飲みで遊び好きの...
太宰治 「斜陽」
...大酒飲みの君に向って言う...
太宰治 「未帰還の友に」
...妙子が相当な大酒飲みであることであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...私の知ってる者のうちでの大酒飲みです...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...馬場要は名題の大酒飲みの上...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分も大酒飲みじゃが...
火野葦平 「花と龍」
...赤ワインを愛飲して大酒飲みになった人は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...親父は大酒飲みで...
北條民雄 「白痴」
...つまり昔風に言えば、三升の大酒飲み...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...アストリア王がどうしようもない大酒飲みで賭博師だということは誰でも知っています...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...だが大酒飲みだってことは署名でわかる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...大酒飲みのGが樽野の亡父の持物であり...
牧野信一 「村のストア派」
...だから接伴役にはできるだけ大酒飲みが選抜せられ...
柳田国男 「木綿以前の事」
...大酒飲みと見えて顔色が赤ぼったく垂弛(たる)んで...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...途方もない大酒飲みさ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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