...まとめて不見転で買いとってやろうかと思っている...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...欲しかつたら不見転(みずてん)の事さ...
薄田泣菫 「茶話」
...不見転と申しますと……」骨董屋は贋物(いかもの)らしいてらてらした前額(ひたひ)を撫でながら言つた...
薄田泣菫 「茶話」
...不見転(みずてん)なんか買ふよりか安心は安心だけれど……...
徳田秋聲 「或売笑婦の話」
...商売人の不見転(みずてん)なんかに手出しをなさるよりは...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...不見転(みずてん)以外は帰ってしまうが...
直木三十五 「大阪を歩く」
...不見転(みずてん)芸者と...
火野葦平 「花と龍」
...やい不見転(みずてん)芸者! なんて怒鳴るんですもの...
牧野信一 「熱海へ」
...親同志で勝手に取り決めた不見転式(みずてんしき)の許嫁(いいなずけ)が幸福やら...
夢野久作 「鼻の表現」
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