例文・使い方一覧でみる「不覊」の意味


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...首尾よく合格して軍人となっても狷介(けんかい)不覊(ふき)の性質が累(わずらい)をなして到底長く軍閥に寄食していられなかったろう...   首尾よく合格して軍人となっても狷介不覊の性質が累をなして到底長く軍閥に寄食していられなかったろうの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...卓落不覊(ふき)なる処士高橋自恃庵は去って...   卓落不覊なる処士高橋自恃庵は去っての読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...二葉亭は本来狷介(けんかい)不覊なる性質として迎合屈従を一要件とする俗吏を甘んじていられないのが当然であって...   二葉亭は本来狷介不覊なる性質として迎合屈従を一要件とする俗吏を甘んじていられないのが当然であっての読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...本質は不覊奔放な研究家という処にあるだろう...   本質は不覊奔放な研究家という処にあるだろうの読み方
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」

...できるだけ独立不覊の態度をとり...   できるだけ独立不覊の態度をとりの読み方
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」

...或は誤りて不覊粗放の人物と認むるものなきに非ず...   或は誤りて不覊粗放の人物と認むるものなきに非ずの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...独立不覊(ふき)を欲するいかにも高い願望...   独立不覊を欲するいかにも高い願望の読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...いつもボロドテラを引つかけて居るので一見鼻持もならないのであるがその仲間には聞えた本所竪川の龜といふので磊落不覊とでもいはふか酒ばかり飮んで居る...   いつもボロドテラを引つかけて居るので一見鼻持もならないのであるがその仲間には聞えた本所竪川の龜といふので磊落不覊とでもいはふか酒ばかり飮んで居るの読み方
長塚節 「我が庭」

...あらゆる放縱不覊なイメージや美的意匠を...   あらゆる放縱不覊なイメージや美的意匠をの読み方
萩原朔太郎 「夢」

...慮外な仕儀で、前後のさまもとりとめないほどだが、狷介不覊の、剛直のと世間から囃し立てられている俺にとって、この不都合は災厄以上のものであった...   慮外な仕儀で、前後のさまもとりとめないほどだが、狷介不覊の、剛直のと世間から囃し立てられている俺にとって、この不都合は災厄以上のものであったの読み方
久生十蘭 「湖畔」

...且(かつ)既ニ不覊独立ノ国ト為リタルガ故ニ...   且既ニ不覊独立ノ国ト為リタルガ故ニの読み方
福沢諭吉訳 「アメリカ独立宣言」

...世の人もこれを目して不覊(ふき)独立の人物と言い...   世の人もこれを目して不覊独立の人物と言いの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...十六編手近く独立を守ること不覊(ふき)独立の語は近来世間の話にも聞くところなれども...   十六編手近く独立を守ること不覊独立の語は近来世間の話にも聞くところなれどもの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...一国ヲ不覊独立ノ自由ニセント死ヲ以テ誓ヒシコトナリ...   一国ヲ不覊独立ノ自由ニセント死ヲ以テ誓ヒシコトナリの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...磊落不覊(らいらくふき)のうちにも...   磊落不覊のうちにもの読み方
松本泰 「日蔭の街」

...世にいふ一種の狷介不覊なるものが...   世にいふ一種の狷介不覊なるものがの読み方
吉川英治 「折々の記」

...豪放不覊(ごうほうふき)な質(たち)だったのであろう...   豪放不覊な質だったのであろうの読み方
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」

...この「不覊なる想いと繋がれたる意志」との二様生活こそダンテの真髄である...   この「不覊なる想いと繋がれたる意志」との二様生活こそダンテの真髄であるの読み方
和辻哲郎 「霊的本能主義」

「不覊」の読みかた

「不覊」の書き方・書き順

いろんなフォントで「不覊」


ランダム例文:
とってつけたような   いけすかない   西伯  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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