...不肖の息子で申し訳ありません...
...不肖ながら頑張ります...
...不肖の兄弟に迷惑をかけてしまった...
...不肖蒼然として、彼女の悲しみを観察した...
...不肖、彼は計画を台無しにした...
...時頼不肖ながらいかでか等閑(なほざり)に思ひ候べき...
高山樗牛 「瀧口入道」
...故に前将軍家慶(いえよし)予(あらか)じめその不肖を知り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...真偽ヲ知ラヌ兄ヲ持ッタガ私ガ不肖デゴザリ升(ます)...
中里介山 「大菩薩峠」
...不肖何ごともわきまえないわたくしが市民諸君の推薦(すいせん)によって市会議員に出ました以上は...
火野葦平 「糞尿譚」
...四年前不肖の息子が夢中になっていた女だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...自分は不肖ながら直參の身分である...
森鴎外 「栗山大膳」
...……不肖(ふしょう)の些(いささ)か学び得てお役に立ちそうなことは...
吉川英治 「黒田如水」
...不肖ながら必ず敵を撃破して見せます」と...
吉川英治 「三国志」
...不肖玄徳にとっても...
吉川英治 「三国志」
...するとひとり、評議の席を立って、「不肖ですが、それがし、三寸の舌をうごかして、よく張魯が軍勢を退けてご覧にいれる...
吉川英治 「三国志」
...不肖(ふせう)家時...
吉川英治 「私本太平記」
...何事も申しあわせて」「そのため、千寿王さまの補佐として、不肖、当地へ任ぜられてまいりました...
吉川英治 「私本太平記」
...不肖(ふしょう)十兵衛の身を...
吉川英治 「新書太閤記」
...……不肖秀吉は、多少の功はありとはいえ、一匹夫(いちひっぷ)よりお取り立てをたまわって長浜の地に二十二万石を戴く身となっております...
吉川英治 「新書太閤記」
...「何よりは徳川どのが、信長公とのよしみをお忘れなく、信雄卿をたすけ、不逞(ふてい)不埒(ふらち)なる秀吉の筋目ちがえを正さんとなし給うおこころに対し、不肖、佐々成政も、やわ、黙視しておらるべき...
吉川英治 「新書太閤記」
...不肖(ふしょう)ながら...
吉川英治 「親鸞」
...不肖(ふしょう)ですが...
吉川英治 「親鸞」
...知らんのじゃろう」「それは不肖ですが...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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