...彼女はそのドレスにとても不粋だと言った...
...あの男性は不粋なジョークを言って、皆を困らせた...
...不粋な間違いをしてしまったことを謝罪する...
...彼の行動は不粋であり、周りの人々から嫌われていた...
...彼女は不粋なメイクで、周りから浮いてしまった...
...そのような不粋(ぶすい)な私をお茶に招待して...
太宰治 「不審庵」
...ひどく不粋な話である...
外村繁 「澪標」
...玄翁で人を殴り殺すような不粋な事をするはずはない」平次は考え込みました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そんな不粋(ぶすい)な恰好は止すがいい――って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おれは不粋な役を買って出て...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...けれども不粋(ぶすい)なことはいけない...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...不粋(ぶすい)な金五郎には...
火野葦平 「花と龍」
...不粋(ぶすい)なことを...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...あの味を解さんで「白魚のおどり食い」とは不粋も甚だしい...
矢田津世子 「茶粥の記」
...何ともはやユル・ブリンナーの藤本鉄石も不粋なでくの坊に見えて手が届くものなら彼の野暮にシャチコ張ッた鼻の頭へ白粉をつけてやりたくなっていたのだった...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...不粋(ぶすい)な文句はよしなせえ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そう不粋(ぶすい)なことを云うものではない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...そう不粋を云わずに...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...……ても、不粋な奴、ちと、わしの伜の幸右衛門でも見習うては何うか』『なに、幸右衛門も、ここにいるのか』『幸右衛門ばかりか、なか様(さま)も、しょう様も、すけ様も、たんすい様も』『その、たんすい様とか、すけ様とか云うのは何じゃ』『十内とか、幸右衛門とか、野暮(やぼ)な名は、廓(さと)では呼ばぬ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...不粋(ぶすい)なやつ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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