...三人とも不知案内なる窮谷の底...
大町桂月 「足柄の山水」
...旧劇のことは一向不知案内らしく...
谷崎潤一郎 「細雪」
...不知案内(ふちあんない)のさびしい海をもひとりさびしくわたつて行くのではないか...
田山録弥 「犬」
...どんなに不知案内の砂漠の中でも...
田山録弥 「犬」
...何と言つても不知案内だからね...
田山録弥 「島の唄」
...元より不知案内の身の...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...谷へ隠れる――不知案内の自分が...
中里介山 「大菩薩峠」
...不知案内(ふちあんない)の所を海鼠(なまこ)のようについて行った...
夏目漱石 「坑夫」
...まして不知案内の森の中で...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
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