...ここんとこ不眠不休で心配しているんだから...
犬田卯 「米」
...上京する日まで私は不眠不休で仕事に没頭していたので...
上村松園 「健康と仕事」
...夕刊を見ながら私は断水の不平よりはむしろ修繕工事を不眠不休で監督しているいわゆる責任のある当局の人たちの心持ちを想像して...
寺田寅彦 「断水の日」
...施先生をはじめ一同は不眠不休で看病すると同時に...
永井隆 「長崎の鐘」
...不眠不休で働いた揚句...
中里介山 「大菩薩峠」
...三日も四日も不眠不休で書き續けたり...
萩原朔太郎 「所得人 室生犀星」
...そうして昨日(きのう)まで殆んど不眠不休で研究してやっと完成したバード・ストーン宛の暗号電報の日本訳を...
夢野久作 「暗黒公使」
...不眠不休で書上げてしまいますと...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...調べる片端(かたっぱし)から不眠不休でノートに致して参りましたのですが……おかげで持病の喘息(ぜんそく)が急に悪化しまして...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...不眠不休で仕事をしたから...
夢野久作 「焦点を合せる」
...不眠不休で神庭に立ち...
吉川英治 「折々の記」
...今夜からは不眠不休で...
吉川英治 「新書太閤記」
...不眠不休で工にあたり...
吉川英治 「新書太閤記」
...十四日の七刻(ななつ)下がりに、江戸表を立った早水藤左衛門と萱野三平のふたりは、百七十五里の長途を、不眠不休で、たった今ここへ着いたのである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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