...夜遅くに食べると不消化になる...
...もう少しよく噛まないと不消化になるかもしれない...
...ファーストフードだと胃に負担がかかり、不消化につながることがある...
...不消化の原因には、ストレスや食生活の乱れなどがある...
...胃腸が弱い人は、不消化になりやすい傾向がある...
...不消化といふ言葉がわからないのでへどもどしたやうですが...
鈴木三重吉 「乞食の子」
...時々この文明の胃袋は不消化に陥り...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...明治・大正の不消化の反動とも考へられる...
中原中也 「よもやまの話」
...どうも不消化は解消しさうにもないといふので急に重曹を飲用するやうに...
中原中也 「よもやまの話」
...明治以来の我が文化は不消化なものであり...
中原中也 「よもやまの話」
...※とまれ不消化な複雑くらゐなら...
中原中也 「よもやまの話」
...病に罹(かか)ったり神経衰弱あるいは脳貧血あるいは不消化不眠症(ふみんしょう)等に罹(かか)るものは...
新渡戸稲造 「自警録」
...不消化になるということは...
羽仁もと子 「女中訓」
...そんななかで、私は戸棚だの、箪笥だの、壁紙だのの、もつとしやりしやりした、もつと微妙な、もつと好評な、しかしもつともつと乾燥した匂ひを嗅ぐや否や、私はいつも人知れぬ烈しい欲望をもつて、あの花模樣のある寢臺掛の、何とも云ひやうのなく汚れた、にぶい、不消化な、果實のやうな匂ひの中に、再び身を埋めてゆくのであつた...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...日々自分の心臓と共に鼓動した愉快な滑音に似た味を病みちゞんだ不消化な胃を消化するために一滴々々がつ/\のみほしながらそして差入れのこれらの書物を(国立図書館からの無断借用本...
槇村浩 「長詩」
...しかし鰻は不消化物で魚類中鰻と鮭(さけ)が一番消化が悪いとしてありますし...
村井弦斎 「食道楽」
...医者が不消化物を厳禁するかと思うと看護婦が賄方から不消化物の山盛(やまもり)を病人の枕元へ運んで来るという有様(ありさま)だ...
村井弦斎 「食道楽」
...それに不消化物を沢山食べてはいけませんが折々は固いものを少しずつ食べると胃筋の働きを助けます...
村井弦斎 「食道楽」
...○鯣(するめ)は不消化なれども蛋白質は六割九分...
村井弦斎 「食道楽」
...我々が摂取する食料の過多・不消化・および腐敗・にあるとした...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まるでなまの不消化な肉の塊のように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...唯其久しく之れ飢渇せしが為めに善き物と悪(あ)しき物とを撰ばずして之を呑噬(どんぜい)し終(つひ)に不消化不健康なる思想を蔓延せしめんことを憂ふ...
山路愛山 「凡神的唯心的傾向に就て」
...又は嚥下物(えんかぶつ)の不消化等に依る頭痛...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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