...彼は不決断だから、決めるのに時間がかかる...
...不決断な人は、周りの人に迷惑をかけることがある...
...不決断が原因で、良いチャンスを逃してしまった...
...不決断な上司のため、会社の業務が滞っている...
...不決断な態度では、人生で成功することは難しい...
...現実に、彼女の成功は、英雄ならばけっして持ってはならぬすべての性質――言い抜け上手、瓢箪鯰(ひょうたんなまず)、不決断、狐疑、吝嗇などのおかげなのである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...行動の風が不決断な人々を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...異様な不決断であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分の不決断に作用していたのだ...
中島敦 「悟浄出世」
...代助は最後の不決断の自己嫌悪(けんお)に陥った...
夏目漱石 「それから」
...不決断な慶喜は、江戸に帰ることになり、海上に出ると、岩倉は、「慶喜反す...
蜷川新 「天皇」
...不決断な笑ひを洩した...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...あのときにためらって鏡を砕き得なかった彼の利己的な不決断を呪うような...
マクドナルド George MacDonald 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...だが、話をもとに戻すと、我らは無定見、不決断、不確実、悲観、迷信、未来のことがら、特に死後のことに関する不安、野心、欲ばり、嫉妬、怨恨、無軌道で狂暴で抑え難いもろもろの欲望、戦争、虚偽、不信、中傷、好奇心などを、我々の分として頂いている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...少女のあとを不決断に追っていったが...
山本周五郎 「青べか物語」
...少女のあとを不決断に追っていったが...
山本周五郎 「青べか物語」
...銕太郎は不決断に...
山本周五郎 「薊」
...不決断にそのあとからついていった...
山本周五郎 「似而非物語」
...「そうかもしれないが」と彼は不決断に云った...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...不決断にいちど出てゆこうとした...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...半次の手も不決断に迷った...
山本周五郎 「風流太平記」
...だが不決断に頷いた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...批判の根拠の移動する不決断に伴って当然に起る...
横光利一 「旅愁」
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