...総身に汗の流れるやうな不気味な恐しさを経験した...
芥川龍之介 「枯野抄」
...あの不気味なまなざしは何だろう...
梅崎春生 「桜島」
...不気味な殺気を孕(はら)んだ静穏(せいおん)のまま...
梅崎春生 「桜島」
...不気味な格闘が行われていることだけが分った...
海野十三 「恐怖の口笛」
...一種の不気味な獣類という感じがした...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...何やら不気味なあわただしさがあった...
高見順 「いやな感じ」
...おう何という広々とした都会だろう! 何という不気味な混濁した都会だろう! 無数の人がうようよと重なり合って...
豊島与志雄 「都会の幽気」
...あたりは不気味なほどひっそりしていた...
豊島与志雄 「反抗」
...後から後から不気味な事ばかり続いては...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...不気味な笛の音(ね)のする最中...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私はただ何となく不気味な気もちに襲われていたばかりなのでしたが...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...マザロフの顔に不気味な笑いが浮かんだのが見えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...そして間断もなく不気味な心悸亢進に悩まされ続けるのである...
牧野信一 「心悸亢進が回復す」
...なんだか不気味な言草だ...
リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「白」
...この鎌倉に多い谷(やつ)の洞穴(ほらあな)みたいにそれは不気味な感なので...
吉川英治 「私本太平記」
...つねに不気味な武力と潜勢力の保持者である...
吉川英治 「私本太平記」
...――洛内の市民は、不気味な、しかし静かな、暁闇のうちに、「すわまた、二度の世直しか」と、一触即発の戦気を感じとって、みな、きもを冷(ひ)やしたものだった...
吉川英治 「私本太平記」
...何よりも不気味なのは...
吉川英治 「新書太閤記」
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