...「え?この辺どこにあるのかわからないや、土地不案内なんだよね...
...「土地不案内だから、地図を持っていくようにしよう...
...「東京は土地不案内だから、毎回Googleマップを見なくてはいけない...
...「彼女は新しい町に引っ越してきたばかりだから、土地不案内で迷子になりやすい...
...「旅行先で地元の人に道を聞かなくても、土地不案内でもGoogleマップを使えば大丈夫だよ...
...其時には道不案内にてどの邊が一部やら二部やら方角更にわからざりしが先月來屡散歩し忘備のため略圖をつくり置きたり...
心猿 「荷風翁の發句」
...土地不案内のうえに...
田中貢太郎 「切支丹転び」
...西も東も不案内のこの珍客をどうして一人でやられようと直に決心し...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...あれはたとい人口百万ほどの不案内な都会の大広場へ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...彼は琴曲のことには不案内だったが...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...僕は不案内な事柄を云々(うんぬん)する人々を信用しないよ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...殆んど不案内な土地だったけれど...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...わたくしは今日の中学校では英語を教えるのに如何なる書物を用いているか全く不案内である...
永井荷風 「十六、七のころ」
...道がちと不案内でしてな...
中里介山 「大菩薩峠」
...むろん不案内の土地だからどこへ出るかわからない...
夏目漱石 「三四郎」
...この女は不案内のため...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...山のことも一向不案内なわたくし...
堀辰雄 「ほととぎす」
...私は工業の方は一向不案内ですが...
牧野富太郎 「植物記」
...行く先が不案内で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...土地不案内な上に...
吉川英治 「江戸三国志」
...土地に不案内の味方は...
吉川英治 「新書太閤記」
...なにしろ地の理は不案内だし...
吉川英治 「新・水滸伝」
...表に打ってある標札(しるし)をたしかめながら――実は海部代官所で所も内状も調べてきてはいるのだが――どこまでも不案内の渡り者らしく装って...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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