例文・使い方一覧でみる「不服そうに」の意味
スポンサーリンク...彼は不服そうに首を振って... 
芥川龍之介 「開化の良人」
...青年はまだ不服そうに...
芥川龍之介 「子供の病気」
...不服そうに遠くから呶鳴り返してきた...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...」おさよはそう言って不服そうに黙った...
犬田卯 「米」
...速水は鳥渡不服そうに見えたが...
海野十三 「深夜の市長」
...君は獏とか鸚鵡についても研究してみたかい」「それはやってみたよ」と彼は不服そうに云った...
海野十三 「獏鸚」
...正造はなお不服そうに黙っていた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...灯の工合でお前さんにそう見えたんだよ……きっとそうだよ」家内は不服そうに頭を振りましたが...
橘外男 「蒲団」
...不服そうに見向きもしない正夫の肩を...
豊島与志雄 「白い朝」
...」と茂夫は不服そうに答え返した...
豊島与志雄 「同胞」
...あなたは神はどこにいるのか？ といかにも不服そうに私をなじりましたね...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...ミンチン先生は不服そうに妹にいいました...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...不服そうに鼻を鳴らした...
久生十蘭 「あなたも私も」
...なに？ 内証話？ と芸者は不服そうに...
火野葦平 「糞尿譚」
...温和（おとな）しく聞いていて下さいな」男は不服そうに黙った...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...しかし話はずいぶん詳しく聞いております」「でたらめばかりだ」「さようでございましょうか」和助という若者は少しばかり不服そうに...
山本周五郎 「山彦乙女」
...」「それだけのこと？」千鶴子はまた不服そうに白んで訊ねた...
横光利一 「旅愁」
...不服そうに睨んだ...
吉川英治 「醤油仏」
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