...蟻田老博士は行方不明のままだし...   
海野十三  「火星兵団」 
...このところ四カ年にわたって行方不明のままでいるのだ...   
海野十三  「霊魂第十号の秘密」 
...ゆくえ不明のまま...   
江戸川乱歩  「宇宙怪人」 
...シャッガァ号の所在は依然として不明のまま...   
橘外男  「ウニデス潮流の彼方」 
...事件の詳細なども依然として不明のままで...   
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」 
...妻は意識不明のまま...   
外村繁  「夢幻泡影」 
...李景雲の其の後のことは不明のままに致すより外はありません...   
豊島与志雄  「画舫」 
...先の女房が行処不明のまま...   
葉山嘉樹  「山谿に生くる人々」 
...消息不明のまま、五日ばかり過ぎてしまったが、ちょうど議会の開会中なので、放って置けなくなり、本腰を入れてやることになった...   
久生十蘭  「悪の花束」 
...意識不明のまま二十五日の払暁まで保(も)っていたが...   
久生十蘭  「雲の小径」 
...不明のままにしておく以外にない...   
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」 
...身許不明のまま死んでいたのである...   
山本周五郎  「追いついた夢」 
...「あの患者は意識不明のまま担ぎ込まれて来たんだ...   
山本周五郎  「季節のない街」 
...結局はっきりした事情は不明のまま...   
山本周五郎  「五瓣の椿」 
...意識不明のまま三日病んで死去した...   
山本周五郎  「日本婦道記」 
...こうして行方不明のまま...   
山本周五郎  「山彦乙女」 
...いまだに正体不明のままになっている……...   
夢野久作  「鉄鎚」 
...不死人の消息も不明のまま...   
吉川英治  「平の将門」 
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