...遂に痣蟹が現れたのだ!意外な犠牲(ぎせい)待ちに待たれていた大胆不敵な挑戦状の主は...
海野十三 「恐怖の口笛」
...じつに大胆不敵な手段が...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...若い女がまるで年増みたいな不敵な言葉を吐いた...
高見順 「いやな感じ」
...これはわざと企らんだ大胆不敵な犯罪かも知れぬ...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...季子は汁粉屋にゐた時の大膽不敵な覺悟に似ず...
永井荷風 「或夜」
...もとより大膽不敵な奴で計畫し...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...夕陽新聞の年極購読者に限ってこの千載一遇の奇蹟を目のあたりに見物させようという大胆不敵な大賭博を打ったのである...
久生十蘭 「魔都」
...どんな不敵な悪党でも真名古の名を聞いたら...
久生十蘭 「魔都」
...かの大胆不敵なる外国人に逢いて...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...初めて会った時の不敵な佐柄木に復っていた...
北條民雄 「いのちの初夜」
...僕はこの詩人の不敵な面構へを見たことはない...
堀辰雄 「「鐡集」」
...貴様が、名代の闇太郎か!」門倉平馬の物に動ぜぬ、不敵な瞳にも、ありありと、驚愕(きょうがく)の色が漲るのだった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...私は少女も十五くらゐになれば大膽不敵な考へ事をするものだ...
室生犀星 「渚」
...こんな不敵な眸を作っていたかと...
吉川英治 「私本太平記」
...どこかで不敵な笑い方をした者がある...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お家の内秘(ないひ)をのぞこうとする不敵な大罪...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...彼の自若(じじゃく)として不敵な態(さま)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...不敵なしれ者の行方をさがしまわっている捕手(とりて)たちの声が聞えてでも来るように――夜かぜが廂(ひさし)にさわいでいた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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