...不思議だナと考へて...
石川啄木 「菊池君」
...どうも不思議だ、こればかりは不思議だ...
伊藤左千夫 「去年」
...突然日本へ來て此半開國が五十年の間に近世國日本になつたのは不思議だと思つて...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...それにしても輪郭の好いみづみづした顔に見えたのは不思議だと思つた...
田中貢太郎 「牡蠣船」
...不思議だね」「何処って...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「ペルゴレーズ街の殺人事件」
...『不思議だなあ...
谷譲次 「踊る地平線」
...どうも不思議だね!」と...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...第一に不思議だった...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...あの事を横田が知らないらしいのは不思議だった...
豊島与志雄 「反抗」
...際(きわ)どいところで煙草の用を足しているから不思議だ...
夏目漱石 「坑夫」
...あまり不思議だから二三度押問答の末推測して見ると...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...不思議だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...それがまたその人の性質の汚ないのと汚なくないのと必ずしも一致して居ないから不思議だ...
正岡子規 「病牀六尺」
...全く不思議だよ」とお婆あさん推称の打明け話...
山本笑月 「明治世相百話」
...……不思議だ……」又野が深い...
夢野久作 「オンチ」
...……不思議だ……わからない……...
夢野久作 「暗黒公使」
...考えれば不思議だった...
横光利一 「旅愁」
...「どうじゃ」「…………」「嫌か」「……不思議だあ」と...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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