例文・使い方一覧でみる「不審顔」の意味
スポンサーリンク...彼は不審顔で私を見た... 
...不審顔をされても困ります...
...不審顔をする人がいると怖いですね...
...不審顔を見せることなく振る舞おう...
...不審顔の人がいたので、気をつけてください...
...新田先生は、丸木の言った言葉の中から「兵団長」だの「わが火星の大計画」だの「とりかえしがつかん」だのと言う謎のような言葉を、頭の中でおさらいをしてみて、不審顔であった...
海野十三 「火星兵団」
...何事が起ったのです」三谷も不審顔だ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...坊やの眼をぱちくりさせながらの不審顔...
太宰治 「家庭の幸福」
...ムクの走り込んだ竹藪を見込んで不審顔（ふしんがお）をしています...
中里介山 「大菩薩峠」
...ラムネを、一本ずつ、みんな飲んだが、「オヤジ、誰か来るのかね？」さすがに、頭にぴんとひびくものがあって、源十が、不審顔で、訊いた...
火野葦平 「花と龍」
...不審顔で訊（き）いた...
火野葦平 「花と龍」
...洋服なとなんなと拵（こせ）えて貰うのサ」トいう母親の顔をお勢はジット目守（みつ）めて不審顔...
二葉亭四迷 「浮雲」
...警部補が食いつかんばかりに向き直ったので、部下は不審顔だ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...不審顔の巴剌帖木（パラテム）の手を引き...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...小山の妻君不審顔に「勝手道具にも文明流と野蛮流がありますか」主人「ありますとも...
村井弦斎 「食道楽」
...不審顔をせずとも追ってわかる...
夢野久作 「斬られたさに」
...玄徳が、不審顔をすると、理を説いて、こうつけ加えた...
吉川英治 「三国志」
...しきりに不審顔のていで」「そうだろう...
吉川英治 「私本太平記」
...蔵人が」不審顔をして...
吉川英治 「親鸞」
...宮本殿ではござるまいか」二不審顔に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その不審顔を笑って...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「……どう遊ばしましたか」側に、手をつかえていた老女が、不審顔して、彼の容子を見上げながら訊ねた...
吉川英治 「柳生月影抄」
...非人は、不審顔して、『悪戯（いたずら）されちゃあ困るが』と、金も欲しそうな顔すると、『はははは...
吉川英治 「山浦清麿」
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