例文・使い方一覧でみる「不安がる」の意味

...何も不安がる理由のないことをさとると... 何も不安がる理由のないことをさとるとの読み方

江戸川乱歩「吸血鬼」

...そう思った乳母は不安がる娘を促（うなが）し立てゝ... そう思った乳母は不安がる娘を促し立てゝの読み方

谷崎潤一郎「聞書抄」

...大衆は不安がるべきものを不安がらないと云って... 大衆は不安がるべきものを不安がらないと云っての読み方

戸坂潤「世界の一環としての日本」

...不安がる編輯（へんしゅう）長を説き伏せて... 不安がる編輯長を説き伏せての読み方

野村胡堂「悪魔の顔」

...これで確かに判るはずでございます」平次は不安がる役人を促して...

野村胡堂「銭形平次捕物控」

...そう云う心が二人の中に溝を掘りはすまいかと不安がるのである... そう云う心が二人の中に溝を掘りはすまいかと不安がるのであるの読み方

宮本百合子「Ｍ子」

...うちの連中は私一人でゆくことを大変不安がるし... うちの連中は私一人でゆくことを大変不安がるしの読み方

宮本百合子「獄中への手紙」

...源氏の愛を不安がる様子の見えるのが可憐（かれん）であった... 源氏の愛を不安がる様子の見えるのが可憐であったの読み方

紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...ほんとうはもうあなたの不安がることは何もありませんよ... ほんとうはもうあなたの不安がることは何もありませんよの読み方

紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...今の状態はこうでも不安がることはないと中の君のために胸をなでおろす思いをした...

紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...非常に不安がるような顔をしていった... 非常に不安がるような顔をしていったの読み方

吉川英治「三国志」

...いいのかしら？　――と不安がる者... いいのかしら？　――と不安がる者の読み方

吉川英治「三国志」

👨話題の人々👩