例文・使い方一覧でみる「不如帰」の意味

...不如帰は熟語ですが、日常会話ではあまり使用されないため、例文のリストアップはできません...

...「不如帰（ほととぎす）」「藤村（とうそん）詩集」「松井須磨子（まついすまこ）の一生」「新朝顔日記」「カルメン」「高い山から谷底見れば」――あとは婦人雑誌が七八冊あるばかりで... 「不如帰」「藤村詩集」「松井須磨子の一生」「新朝顔日記」「カルメン」「高い山から谷底見れば」――あとは婦人雑誌が七八冊あるばかりでの読み方
芥川龍之介「葱」

...雀（すずめ）の雌雄（しゆう）を知らず不如帰（ほととぎす）の無慈悲を悟らずして... 雀の雌雄を知らず不如帰の無慈悲を悟らずしての読み方
内村鑑三「ヨブ記講演」

...ちょうどその頃『不如帰』が出版せられて... ちょうどその頃『不如帰』が出版せられての読み方
薄田泣菫「艸木虫魚」

...「蜀魂（しょっこん）」と云い「不如帰（ふじょき）」と云ったのが... 「蜀魂」と云い「不如帰」と云ったのがの読み方
谷崎潤一郎「吉野葛」

...昨日は不如帰を聴き今日は早松茸を見た... 昨日は不如帰を聴き今日は早松茸を見たの読み方
種田山頭火「行乞記」

...後一冊として民友社から出版したのがこの小説不如帰である... 後一冊として民友社から出版したのがこの小説不如帰であるの読み方
徳冨蘆花「小説　不如帰」

...蘆花の「不如帰」が著され... 蘆花の「不如帰」が著されの読み方
直木三十五「大衆文芸作法」

...不如帰（ほととぎす）でもなし... 不如帰でもなしの読み方
中里介山「生前身後の事」

...「不如帰（ほととぎす）ではないかしら」お浜はわざと身を横にして杉の木立を仰ぎます... 「不如帰ではないかしら」お浜はわざと身を横にして杉の木立を仰ぎますの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...芦花生の不如帰の話より現今家族制の弊や宗教の話して帰る」という風に...
中谷宇吉郎「『団栗』のことなど」

...この乾坤の功徳（くどく）は「不如帰（ほととぎす）」や「金色夜叉（こんじきやしゃ）」の功徳ではない... この乾坤の功徳は「不如帰」や「金色夜叉」の功徳ではないの読み方
夏目漱石「草枕」

...徳冨蘆花（とくとみろか）の小説「不如帰（ほととぎす）」では... 徳冨蘆花の小説「不如帰」ではの読み方
長谷川時雨「田沢稲船」

...不如帰（ほととぎす）で有名な伊香保と云ふところが... 不如帰で有名な伊香保と云ふところがの読み方
林芙美子「浮雲」