例文・使い方一覧でみる「不埒者」の意味

...不埒者が近くにいるので、気をつけて... 不埒者が近くにいるので、気をつけての読み方

...彼は不埒者として追放されました... 彼は不埒者として追放されましたの読み方

...好きなことしかしない彼は、不埒者という評判があります... 好きなことしかしない彼は、不埒者という評判がありますの読み方

...不埒者の行為を取り締まるために警察がパトロールしています... 不埒者の行為を取り締まるために警察がパトロールしていますの読み方

...あの店には、不埒者がよく集まるようです... あの店には、不埒者がよく集まるようですの読み方

...そして不埒者の間ではそんな事は一層悪い事になるのだ... そして不埒者の間ではそんな事は一層悪い事になるのだの読み方
アンリイ・ファブル　Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳「科学の不思議」

...その腹黒い極悪な不埒者を馬蹄にかけたことは... その腹黒い極悪な不埒者を馬蹄にかけたことはの読み方
スティーブンソン　Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳「宝島」

...神以て戀にあらずとは何處（どこ）まで此父を袖になさんずる心ぞ、不埒者め... 神以て戀にあらずとは何處まで此父を袖になさんずる心ぞ、不埒者めの読み方
高山樗牛「瀧口入道」

...この女は」「黙れ」「不埒者奴（ふらちものめ）... この女は」「黙れ」「不埒者奴の読み方
田中貢太郎「警察署長」

...あのここな不埒者様（ふらちものさま）！」と言って道庵は... あのここな不埒者様！」と言って道庵はの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...否（い）や／＼それは八重（やへ）が知（し）らねばぞ杉原（すぎはら）さまは其（その）やうな柔弱（にうじやく）な放（はうらつ）なお人（ひと）で無（な）ければ申出（だ）してからが心配（しんぱい）なり不埒者（ふらちもの）いたづら者（もの）と御怒（おいか）りにならば何（なん）とせん... 否や／＼それは八重が知らねばぞ杉原さまは其やうな柔弱な放なお人で無ければ申出してからが心配なり不埒者いたづら者と御怒りにならば何とせんの読み方
一葉稿「五月雨」

...放（はな）さぬか不埒者（ふらちもの）と振切（ふりき）るを... 放さぬか不埒者と振切るをの読み方
樋口一葉「われから」

...おそらく不埒者（ふらちもの）が心得（こころえ）違いをしたのでしょう... おそらく不埒者が心得違いをしたのでしょうの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「鉄面皮」

...やはり例の賽銭（さいせん）荒しをする不埒者（ふらちもの）に相違なかろう」武士はそういって... やはり例の賽銭荒しをする不埒者に相違なかろう」武士はそういっての読み方
吉川英治「江戸三国志」

...そんな不埒者（ふらちもの）は放ッてお置きになるがよろしい... そんな不埒者は放ッてお置きになるがよろしいの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...不埒者の新九郎へ... 不埒者の新九郎への読み方
吉川英治「剣難女難」

...いいえ……」「不埒者（ふらちもの）めがッ」なんのこと... いいえ……」「不埒者めがッ」なんのことの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...不埒者（ふらちもの）めが... 不埒者めがの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...そういう不埒者（ふらちもの）は捨ておかん... そういう不埒者は捨ておかんの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...「師の御房……不埒者（ふらちもの）の覚明はここにおりました」走り出て... 「師の御房……不埒者の覚明はここにおりました」走り出ての読み方
吉川英治「親鸞」

...誰の手から持って参った」「…………」「不埒者（ふらちもの）め... 誰の手から持って参った」「…………」「不埒者めの読み方
吉川英治「野槌の百」

...「不埒者（ふらちもの）っ」大きな声が風を割った... 「不埒者っ」大きな声が風を割ったの読み方
吉川英治「梅里先生行状記」

...「不埒者（ふらちもの）っ」耳元の声に... 「不埒者っ」耳元の声にの読み方
吉川英治「源頼朝」