例文・使い方一覧でみる「不図」の意味


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...不図(ふと)放った帆村の質問から...   不図放った帆村の質問からの読み方
海野十三 「蠅男」

...が不図ダヌンチオと云ふ人が...   が不図ダヌンチオと云ふ人がの読み方
夏目漱石 「それから」

...不図机の上に乗せてあった梅子の封筒が眼に付いた...   不図机の上に乗せてあった梅子の封筒が眼に付いたの読み方
夏目漱石 「それから」

...不図(ふと)見ますと...   不図見ますとの読み方
野口雨情 「虹の橋」

...啓吉は不図(ふと)母親の処へよくやって来る男の顔を思い浮べた...   啓吉は不図母親の処へよくやって来る男の顔を思い浮べたの読み方
林芙美子 「泣虫小僧」

...不図(ふと)した事で始めて東京の芝居を見て...   不図した事で始めて東京の芝居を見ての読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...何をともなく目守(みつめ)たまま暫(しば)らくは唯茫然(ぼんやり)……不図手近かに在ッた薬鑵(やかん)の白湯(さゆ)を茶碗(ちゃわん)に汲取(くみと)りて...   何をともなく目守たまま暫らくは唯茫然……不図手近かに在ッた薬鑵の白湯を茶碗に汲取りての読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...……不図、眼を挙げた時私は、今のあの騒ぎは夢だつたか! と思つたが――...   ……不図、眼を挙げた時私は、今のあの騒ぎは夢だつたか! と思つたが――の読み方
牧野信一 「鬼の門」

...不図いたづらに突ツついたんだらうと思ふんだ...   不図いたづらに突ツついたんだらうと思ふんだの読み方
牧野信一 「鶴がゐた家」

...一体自分は何んな言葉をかけるつもりなんだらう――不図左う気づくと...   一体自分は何んな言葉をかけるつもりなんだらう――不図左う気づくとの読み方
牧野信一 「南風譜」

...不図七郎の頭に、わけもなく自分の家の壁に掲げてある写真が映つた...   不図七郎の頭に、わけもなく自分の家の壁に掲げてある写真が映つたの読み方
牧野信一 「南風譜」

...「リリイは出さないの?」滝本が不図八重に訊ねると...   「リリイは出さないの?」滝本が不図八重に訊ねるとの読み方
牧野信一 「南風譜」

...不図自分だつてもしも楽屋の素顔を知らずに「エミさん」を見たら...   不図自分だつてもしも楽屋の素顔を知らずに「エミさん」を見たらの読み方
牧野信一 「街角」

...不図近頃の自分が多くの債権者に支払延期の申わけを余儀なくされてゐる姿が...   不図近頃の自分が多くの債権者に支払延期の申わけを余儀なくされてゐる姿がの読み方
牧野信一 「ラガド大学参観記」

...不図一枚の絵画と一本の日本風な横笛とを発見した...   不図一枚の絵画と一本の日本風な横笛とを発見したの読み方
松永延造 「ラ氏の笛」

...朝子は、考え考え珈琲を含んだが、不図、一杯の珈琲をも、自分達は事実に於て夥しい足音と共に飲んでいるのだと感じ、背筋を走る一種の感に打たれた...   朝子は、考え考え珈琲を含んだが、不図、一杯の珈琲をも、自分達は事実に於て夥しい足音と共に飲んでいるのだと感じ、背筋を走る一種の感に打たれたの読み方
「一本の花」

...多門は不図(ふと)台所の方へ行くと...   多門は不図台所の方へ行くとの読み方
室生犀星 「ゆめの話」

...この時に自分は不図(ふと)この祖母が謡い好きであった事を思い出して...   この時に自分は不図この祖母が謡い好きであった事を思い出しての読み方
夢野久作 「謡曲黒白談」

「不図」の読みかた

「不図」の書き方・書き順

いろんなフォントで「不図」


ランダム例文:
   旧教   まん  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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