...彼女は私の意見に不同意だった...
...不同意の場合は、違う手続きが必要とされる...
...会議での多数決で不同意が多い場合は、議題が却下される...
...不同意のことを言うのは難しいが、彼女にはそう伝える必要がある...
...あなたの提案には不同意です...
...外の連中とて一人も不同意はない...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...彼の国体論や兵制論については不同意であります...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...仮令道雄が不同意でも...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...養父の不同意によって...
徳田秋声 「あらくれ」
...しかしながら大逆罪の企に万不同意であると同時に...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...リヴィングストーンは無言のうちに不同意を示しました...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...私は老人だけにそれが不同意で子規氏にも話したが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...某のこの決心には不同意であろうが...
直木三十五 「南国太平記」
...と思うが――何うかの」「それがとは?」「父兄に不同意と...
直木三十五 「南国太平記」
...仮りにも不同意に類する言を聞いたのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...勝手にしろと見ていると山嵐は硝子(ガラス)窓を振(ふる)わせるような声で「私(わたくし)は教頭及びその他諸君のお説には全然不同意であります...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...同意と不同意の間の心に想うことに何らかの違いを生じさせるはずである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...不同意の者は恰(あたか)も見捨てられたる姿にして...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...おづ/\と不同意だといふ身振をすることさへ何程かの勇氣が要(い)つた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...不同意だったと見える...
南方熊楠 「十二支考」
...我々の完全な不同意を前提とする...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...身体(からだ)を荒っぽく仕上げて下さい」これにはお祖父様が不同意であったらしい...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...そして、近正の返辞としては、(せがれ、一生(かずなり)も、家臣の内にも、不同意の者、これあるによって、御同行の儀は、成り難(がた)い)と、急に態度を変えて、断った――とある...
吉川英治 「新書太閤記」
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