...吉川氏が不動の姿勢で膝まずき...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...気がつけば必ず直立不動の姿勢をとった)また...
石川欣一 「比島投降記」
...二見は直立不動の姿勢で聞いたかも知れない...
梅崎春生 「赤い駱駝」
...直立不動の姿勢をとった...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...彼は直立不動の姿勢をして...
海野十三 「蠅男」
...厳然(げんぜん)と不動の姿勢をとって...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...直立不動の姿勢でもってそうお願いしてしまったので...
太宰治 「狂言の神」
...急に「失敬!」と直立不動の姿勢をとったので...
壺井栄 「大根の葉」
...瞑目(めいもく)不動の姿勢にありながら...
夏目漱石 「思い出す事など」
...今度は直立不動の姿勢を取った...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...息せき切って加十の傍へ来ると直立不動の姿勢をとって...
久生十蘭 「魔都」
...早く退きな」川上忠一は右肩をいからかして教卓の前に直立不動の姿勢をつくり...
本庄陸男 「白い壁」
...直立不動の姿勢を執つた――この上...
牧野信一 「蝉」
...不動の姿勢をとつて列(なら)びながら...
宮沢賢治 「烏の北斗七星」
...(プツンと言葉を切って不動の姿勢で壁を見ている)伴 ……(その棒のような相手の顔を見ていて...
三好十郎 「その人を知らず」
...ではなんのために詩を書くのかと来られてはこれもまた直立不動の姿勢にでもなって...
山之口貘 「詩とはなにか」
...同じように不動の姿勢を執っている負傷兵たちの頬には皆...
夢野久作 「戦場」
...直立不動の姿勢で並びサンクユーと同時に云って礼をする...
横光利一 「欧洲紀行」
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