...出征軍人山中貞雄は不動の姿勢で颯爽――という字を張りこみたいところだが...
伊丹万作 「人間山中貞雄」
...直立不動の姿勢でその文句を聞くのだ...
梅崎春生 「赤い駱駝」
...スミス中尉とよばれた若い士官はその場に直立不動の姿勢をとって...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...厳然(げんぜん)と不動の姿勢をとって...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...直立不動の姿勢で言った...
太宰治 「乞食学生」
...直立不動の姿勢で彼と向い合って立っているのであった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...直立不動の姿勢をとったところは...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一層シャンと直立不動の姿勢をとり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...不動の姿勢だった助手が顔を扉に向けて言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...早く退きな」川上忠一は右肩をいからかして教卓の前に直立不動の姿勢をつくり...
本庄陸男 「白い壁」
...不動の姿勢を保って...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...綺麗に眞ツ白に晒(さら)された骸骨が巧く直立不動の姿勢になツてゐる...
三島霜川 「解剖室」
...うやうやしく頭を下にして不動の姿勢のまままた水の中へくぐつて行くのでした...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...と青年は直立不動の姿勢で云った...
山本周五郎 「季節のない街」
...同じように不動の姿勢を執っている負傷兵たちの頬には皆...
夢野久作 「戦場」
...しなやかな不動の姿勢を取って...
夢野久作 「暗黒公使」
...定型の表現作用たとえば直立不動の姿勢から二三歩進み出て立ち止りつつ右手をすこし前に出す...
夢野久作 「能とは何か」
...同時にさッと皆が立ち不動の姿勢で女の腰を降ろすまで直立して待っていた...
横光利一 「旅愁」
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