...彼は不勉強だから、試験に落ちた...
...不勉強を改めて、真面目に勉強しようと思う...
...不勉強はいけないことだが、才能があればそれも生かされることがある...
...不勉強でありながら、彼女は優秀な成績を収めた...
...大学入試では、不勉強を自覚し、猛勉強した...
...彼女の力にしてゐる先生達は皆で彼女の不勉強をせめて...
伊藤野枝 「惑ひ」
...――「どうせ、お前は不勉強の、學問ぎらひで、父の在世中から學校をやめたかつたのである...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...私たち不勉強の学生たちを気の毒に思い...
太宰治 「佳日」
...それは学生たちの不勉強であった...
太宰治 「惜別」
...おのれの不勉強を棚に上げ...
太宰治 「惜別」
...「不勉強の先生だからな...
太宰治 「庭」
...四十一不勉強の報いは覿面にきていよいよ試験となつたときにはほとんどなんにも知らなかつた...
中勘助 「銀の匙」
...五不勉強位であったから...
「私の経過した学生時代」
...一体私は頭の悪い方で――今でも然(そ)うだが――それに不勉強の方であったから...
「私の経過した学生時代」
...新聞記者は無学で不勉強かはしらないが馬鹿じゃ勤まらない...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...不勉強の私も自から彼地の學界の空氣...
濱田耕作 「考古學教室の思ひ出話」
...金箔附(きんぱくつき)の不勉強家も...
二葉亭四迷 「平凡」
...新年早々の不勉強で...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...穂積は不勉強でまづいから駄目だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...如燕自ら今日の講釈師の不勉強不熱心をさんざんにこき下ろして...
正岡容 「我が圓朝研究」
...一方に私は不勉強で英語が出来ませんでしたので...
夢野久作 「涙香・ポー・それから」
...これなどは――」と、子息の心前(しんぜん)をさして、「歌の真似詠(まねよ)みは小賢(こざか)しゅうとも、書とあっては、不勉強なので、ひと前には出せないような文字しか書けません」父の悪口を、心前は笑いにまぎらして、「それは御無理です...
吉川英治 「新書太閤記」
...不勉強極まる行状だし...
吉川英治 「源頼朝」
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