...飢ゑや渇きの不分明な感覺を有しない筈であるからである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...いはば混合とから生じた或る不分明な思惟の仕方にほかならないから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...更にまた不明瞭で不分明な知覺のすべての例を熟考することによつて...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...飢えや渇きの不分明な感覚を有しないはずであるからである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...さらにまた不明瞭で不分明な知覚のすべての例を熟考することによって...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...応用経済学及び社会経済学の上の最も重要で最も論争があったかつ最も不分明な問題に解決を与えるであろうことは...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...不健全な遺伝から成ってるこの不分明な合金のなかでは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」あれとはいったいだれであるか? 不分明なるだけになお更気味の悪い言葉である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかりとも否とも言い難い微妙な不分明な時間だった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...善導は一向に不分明なりといひ...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...意義の不分明な合図に過ぎません...
中里介山 「大菩薩峠」
...内容が不分明ながらに...
中里介山 「大菩薩峠」
...南面東隅のみが剥落のためか不分明なばかり...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...高等官並とかいう不分明な職名がつくだけで...
久生十蘭 「蝶の絵」
...そういう不分明な...
久生十蘭 「ハムレット」
...同じような感情のあいまいさや節度の不分明なところを弱点として持っているのは当然である...
宮本百合子 「異性の友情」
...御手跡の主の不分明な点についてのお話も少し承ったことがあるのですが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...衣裳頭(いしょうかしら)の飾(かざり)のありさまも不分明なり...
柳田国男 「遠野物語」
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