例文・使い方一覧でみる「下絵」の意味
スポンサーリンク...下絵を描くのが好きです... 
...明日、下絵をしてから本番に入ります...
...この作品は下絵が緻密だから、完成品も素晴らしいです...
...下絵を見ると、作者の創造力が垣間見えます...
...下絵を描くことで、アイデアが浮かんでくることもあります...
...上納画の下絵にとりかかりました...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...その格好を写しては下絵にとり...
上村松園 「最初の出品画」
...アーレンス商会では同商会の職工に仕事をさせるその下絵をこの楓湖氏に依頼していたので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...浮世絵師について見るに歌麿（うたまろ）『吉原青楼（よしわらせいろう）年中行事』二巻の板下絵（はんしたえ）を描きしは五十前後即ち晩年の折なり...
永井荷風 「一夕」
...これによつて錦絵摺物等の板下絵（はんしたえ）においてはかつて試みざりし人物山水等を描くの便宜を得...
永井荷風 「江戸芸術論」
...これは即ち南宗（なんしゅう）北宗（ほくしゅう）より土佐（とさ）住吉（すみよし）四条（しじょう）円山（まるやま）の諸派にも顧みられず僅（わずか）に下品極まる町絵師が版下絵（はんしたえ）の材料にしかなり得なかった特種（とくしゅ）の景色である...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...種彦（たねひこ）がよこした下絵の草稿もどっさりあった...
長谷川時雨 「大門通り界隈一束」
...模様ものの下絵を描いた...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...五月の絵看板の下絵や...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...〔以下絵はがき（２）〕などいろいろ大変印象づよかった...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その下絵をかいた絵師はいずれも一世の逸材として伝わっているけれども...
矢田津世子 「※［＃「やまいだれ＋句」、第4水準2-81-44］女抄録」
...そうして五日目を御覧になった時にザッと下絵を描（か）いて...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...非人（ひにん）の姿「死」の下絵...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...何かとお世話になっている下絵描き元成の妻...
吉川英治 「私本太平記」
...下絵が成ったので...
吉川英治 「新書太閤記」
...携（たずさ）えて来たというその下絵を展（ひろ）げはじめた...
吉川英治 「新書太閤記」
...輸出物の下絵仕事に根気をつめていても...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...これはその下絵か...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
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