...下策を講じるのは簡単だが、長期的に見て損することが多い...
...彼女は問題を解決するために下策を取ったが、それが裏目に出てしまった...
...最初から下策に走るのではなく、もう少し考えてみるべきだ...
...彼は周りから騙されないよう、下策を講じることを決めた...
...企業が急いで利益を出そうとして、下策を講じることがあるが、それは社会にとって良くないことだ...
...下策をもちいたもおなじことであった...
太宰治 「地球図」
...これ最大の下策と為す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...斷然内閣を擧げて大隈板垣の兩伯に與へむと而して上中二策は終に行はれずして事下策に決す是れ寧ろ侯の豫期する所にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...断然内閣を挙げて大隈板垣の両伯に与へむと而して上中二策は終に行はれずして事下策に決す是れ寧ろ侯の予期する所にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...雑居ノ旧ニ依リ機ヲ待テ断然之(これ)ヲ棄ルヲ下策トス”と建議した...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...士気を奮わさんが為に、敵人を血祭りに斬って出るなどということは、下策であり、また心ある将のなすことではない...
吉川英治 「上杉謙信」
...下(げ)の下策(げさく)というもので...
吉川英治 「三国志」
...黄忠を水(ふすい)の線に立たせておくは下策です」励まされて...
吉川英治 「三国志」
...どんな指揮をとらせたのか」「工藤、皆吉(みなぎ)の二使以下、供のすべても一人あまさず、討って取れといいやりました」「下策、下策」高氏は、はじめて叱った...
吉川英治 「私本太平記」
...ここでいっておくがの」「なにをです」「矢作(やはぎ)でやったような、下策な暴挙は、以後つつしめ...
吉川英治 「私本太平記」
...下策(げさく)でないかと考えられますが」「……ム...
吉川英治 「新書太閤記」
...そちは下策を取っていう...
吉川英治 「新書太閤記」
...下策(げさく)となしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...当初、秀政は、直ちに積極的な攻撃を計ったが、その臣堀七郎兵衛なる者が、「下策です」と、極力諫止(かんし)したというのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかし客将の板垣修理之助は、「下策です」と、反対した...
吉川英治 「新書太閤記」
...ふたたび海部路(かいふじ)へ戻るは下策(げさく)である...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...下策だ...
吉川英治 「源頼朝」
...自分でも下策と思う策を取るほかなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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