...窓の下端に花瓶を置いた...
...下端に向かっていくにつれて景色が広がっていく...
...この絵の下端には作者のサインがある...
...閲覧する文書の下端に目次がある...
...下端を引き伸ばすと画像の比率が崩れる...
...今朝の御飯は申分のない出来だつた(目下端境期だから...
種田山頭火 「其中日記」
...上衣の胴着の下端の環が小舟の真中に腰を入れる穴の円枠にぴったり嵌(は)まって海水が舟中へ這入(はい)らないようにしてあるのは巧妙である...
寺田寅彦 「映画雑感6[#「6」はローマ数字、1-13-26]」
...ナウエンの無線電信塔の鉄骨構造の下端がガラスのボール・ソケット・ジョイントになっているのを見たときにも胆を冷やしたことであった...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...下端の区切りがなく...
豊島与志雄 「朝やけ」
...天守は土台下端(したは)から五重の棟上端(うわは)まで十七間四尺七寸五分あり...
中里介山 「大菩薩峠」
...この敲子の下端(かたん)をこつこつと戸板へぶつけると...
夏目漱石 「永日小品」
...タイプ打ちページの最下端だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...蛇の腹を逆撫ですると鱗の下端が指に鈎(かか)る...
南方熊楠 「十二支考」
...ボルドー本では余白の最下端に当り...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...城下端(はず)れ...
吉川英治 「江戸三国志」
...城下端(はず)れに近い一寺院のまえに黒田主従は立ちどまった...
吉川英治 「黒田如水」
...城下端(はず)れには...
吉川英治 「剣難女難」
...城下端れへ宮詣りに行ったことがある...
吉川英治 「剣難女難」
...御城下端(はず)れ...
吉川英治 「新書太閤記」
...城下端(はず)れのなまず橋を西へ...
吉川英治 「新書太閤記」
...城下端(はず)れから...
吉川英治 「夏虫行燈」
...姫路の城下端(はず)れ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...城下端れの塩屋の軒で...
吉川英治 「宮本武蔵」
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