...窓の下端に花瓶を置いた...
...下端に向かっていくにつれて景色が広がっていく...
...この絵の下端には作者のサインがある...
...閲覧する文書の下端に目次がある...
...下端を引き伸ばすと画像の比率が崩れる...
...下端を水銀の皿に入れ...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...竹竿の下端を口にあてて...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...博士のズボンの下端(かたん)にまきつけて縛(しば)った...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...その下端は、たしかに海面に達していた...
海野十三 「地球発狂事件」
...その下端に続いている一条のゴム管を左の脇下から廻して...
江見水蔭 「月世界跋渉記」
...上衣の胴着の下端の環が小舟の真中に腰を入れる穴の円枠にぴったり嵌(は)まって海水が舟中へ這入(はい)らないようにしてあるのは巧妙である...
寺田寅彦 「映画雑感6[#「6」はローマ数字、1-13-26]」
...よろしくやって呉れと上官から頼まれた下端役人が...
戸坂潤 「思想動員論」
...下端の区切りがなく...
豊島与志雄 「朝やけ」
...天守は土台下端(したは)から五重の棟上端(うわは)まで十七間四尺七寸五分あり...
中里介山 「大菩薩峠」
...下端に近い外皮に割目ができると...
久生十蘭 「地底獣国」
...葉形は円いがその上端をなせる葉頭とその下端なる葉底とは直ちに見分が付く様になって居ます...
牧野富太郎 「植物記」
...蛇の腹を逆撫ですると鱗の下端が指に鈎(かか)る...
南方熊楠 「十二支考」
...口の下端に近く毛あって石に付くを外国で織って手袋などにする...
南方熊楠 「十二支考」
...ボルドー本では余白の最下端に当り...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...銅の下端(したは)が広がっている形なので「端広(はびろ)」と呼んだのではないでしょうか...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...やがて城下端れの...
吉川英治 「剣難女難」
...城下端(はず)れまで...
吉川英治 「新書太閤記」
...城下端れの塩屋の軒で...
吉川英治 「宮本武蔵」
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