...彼は料理が下手物で、いつも外食している...
...そんなに下手物にしても、先生に見せたら誉めてくれるかもしれない...
...あの会社の商品は下手物ばかりで、なかなか売れない...
...彼女の作った服は、下手物だが愛情がこもっている...
...彼はプログラミングが下手物で、いつも同僚に助けてもらっている...
...今日のジャーナリズムは寧ろディレッタンティズムに近いが(トリビアリズム・下手物好み等々)...
戸坂潤 「思想としての文学」
...アジャンター壁画はいわば下手物の優れたものであるが...
中谷宇吉郎 「壁画摸写」
...工藝を論ずることと「下手物」を論ずることには密接な関係が生じる...
柳宗悦 「工藝の道」
...「下手物」にあてはまる英訳を求めれば The Common-place thing であろうか)...
柳宗悦 「工藝の道」
...あの「下手物」であった「井戸」の美を...
柳宗悦 「工藝の道」
...全く「下手物」と共通の基礎に立っているからである...
柳宗悦 「工藝の道」
...あの大名物がもし「下手物」でなかったら...
柳宗悦 「工藝の道」
...あの「下手物(げてもの)」には...
柳宗悦 「工藝の道」
...むしろ「下手物(げてもの)」と嘲(あざけ)られてきた雑器類にかえって工藝美の健全な表現がある...
柳宗悦 「工藝の道」
...「下手物」にははなはだ少ない...
柳宗悦 「工藝の道」
...民藝品は「下手物」を代表する...
柳宗悦 「工藝の道」
...問 「下手物」だけに工藝の美があるというのか...
柳宗悦 「工藝の道」
...しかしこれらの性質こそはただちに「下手物」の美の特質ではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...問 「下手物」の美は粗野な原始的な美に過ぎなくはないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...恐らく最も発達した鑑賞眼に満足を与えるものは「下手物」であろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...それも「下手物(げてもの)」たる実用品最も美しく...
柳宗悦 「工藝の道」
...(目下私は余暇を見ては焼物中の「民窯」とも称すべきいわゆる「下手物(げてもの)」を蒐集(しゅうしゅう)し...
柳宗悦 「民藝四十年」
...俗語で下手物(げてもの)とか粗物(そぶつ)とか雑具とか呼ばれる雑器の類は...
柳宗悦 「民藝四十年」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??