...彼は料理が下手物で、いつも外食している...   
...そんなに下手物にしても、先生に見せたら誉めてくれるかもしれない...   
...あの会社の商品は下手物ばかりで、なかなか売れない...   
...彼女の作った服は、下手物だが愛情がこもっている...   
...彼はプログラミングが下手物で、いつも同僚に助けてもらっている...   
...下は無名の下手物作者から上は純粋芸術の天才に至るまで...   
戸坂潤  「技術の哲学」 
...下手物(げてもの)趣味のない音楽と言ってもまた面白かろう...   
野村胡堂  「楽聖物語」 
...下手物の陶器などを持つて來られ...   
濱田耕作  「沖繩の旅」 
...「下手物」と全く共通した基礎に立っている時に限るということを...   
柳宗悦  「工藝の道」 
...作はすでに「下手物」たることを去って「上手物」に移っている...   
柳宗悦  「工藝の道」 
...「下手物」に彼の鑑賞が及びながら...   
柳宗悦  「工藝の道」 
...もとより私は「下手物」にのみ工藝の美があると説くのではない...   
柳宗悦  「工藝の道」 
...全く「下手物」と共通の基礎に立っているからである...   
柳宗悦  「工藝の道」 
...しかも誰か彼の作が原品たる「下手物」の美を凌駕(りょうが)し得たと言い切る勇気をもとう...   
柳宗悦  「工藝の道」 
...そうして染織品としての「下手物」として最も美しい花を開いた(挿絵第二十二図...   
柳宗悦  「工藝の道」 
...あの大名物がもし「下手物」でなかったら...   
柳宗悦  「工藝の道」 
...あの「下手物(げてもの)」には...   
柳宗悦  「工藝の道」 
...民藝品は「下手物」を代表する...   
柳宗悦  「工藝の道」 
...その所産心や表現が「下手物」と同じ基礎に立っていることを気づかねばならぬ...   
柳宗悦  「工藝の道」 
...したがって「下手物」の美を理解することと...   
柳宗悦  「工藝の道」 
...これが「下手物」に健康な美を与える必然な原因である...   
柳宗悦  「工藝の道」 
...問 今日まで「下手物」の美を深く鑑賞した人があるか...   
柳宗悦  「工藝の道」 
...問 「下手物」の美は粗野な原始的な美に過ぎなくはないか...   
柳宗悦  「工藝の道」 
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