...彼のプロポーズは上首尾に受け入れられた...
...昨日の試合は上首尾に勝った...
...仕事が上首尾に進んでいる...
...今回の旅行は上首尾に計画通りに行った...
...上司とのやりとりが上首尾にいかない場合がある...
...叔父のすやすやは、上首尾で、並べて取った床の中へ、すっぽり入って、引被(ひっかぶ)って、可(いい)心持に寝たんだが...
泉鏡花 「歌行燈」
...六条伯爵家を上首尾で辞し去ったまでは判っています...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...サンタクヨロクした」(商売は上首尾...
高見順 「いやな感じ」
...万事上首尾という意味を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...合図をして御覧なさいよ」「合図」「赤い扱帯(しごき)が〈万事上首尾...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...しかし上首尾の日々が過ぎたのだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...この訴えが上首尾に取り運ばれるように尽力してくれることができるから...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...すると松岡が物干の上から蘭語で上首尾早く来いと云(い)う合図に...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...またと無い上首尾...
二葉亭四迷 「浮雲」
...どうであった?」「上首尾にて...
本庄陸男 「石狩川」
...僕は軽妙な社交術に長じて居らぬから今回の計画はおそらく上首尾には行くまいと思ふのだ...
牧野信一 「変装綺譚」
...上首尾に――」「おお...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...夫人の手は稀らしく上首尾で...
矢田津世子 「女心拾遺」
...最後に広目屋(ひろめや)の楽隊を三畳の座敷へ押し籠め、小窓からブリキ製の大ラッパで吹き込ませたが、これは上首尾、越後獅子と三番叟(さんばそう)がいとも賑やかに再生する...
山本笑月 「明治世相百話」
...仕事は上首尾に行ったものの...
吉川英治 「大岡越前」
...しかし今日の幸先(さいさき)は上首尾でございましたな...
吉川英治 「私本太平記」
...御亭主の武運は、まず上首尾よ...
吉川英治 「新書太閤記」
...たしかに、ここまでは、上首尾だった...
吉川英治 「新書太閤記」
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