...めんどくさいから、上靴じゃなくてスリッパでいいよ...
...玄関に上靴を置いてください...
...上靴を履き替えなくても、そのまま入ってもいいですよ...
...上靴がなくなってしまったので、明日買いに行こうと思っています...
...部屋に履き替え用の上靴が用意しときますね...
...形の崩れた編上靴を脱ぎはじめた...
有島武郎 「星座」
...と先方(さき)は編上靴(あみあげぐつ)で手間が取れる...
泉鏡花 「婦系図」
...上靴(じょうか)をつっかけて...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...上靴(うはぐつ)を穿(は)いてる時(とき)もあり...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...重い編上靴をはいていたからよかったものの...
サキ Saki 妹尾韶夫訳 「第三者」
...家を出る時でも、編上靴のように、永いこと玄関にしゃがんで愚図愚図(ぐずぐず)している必要がない...
太宰治 「服装に就いて」
...上靴(スリッパ)を脱いで絨毯(じゅうたん)の上に跫音(あしおと)を忍ばせながら...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...古い上靴(うわぐつ)や靴やきたないぼろなどがあちこちに取り散らされていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...上靴(うわぐつ)の中に逃げ込む白い足...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...上靴を二三度床に鳴らして...
夏目漱石 「虞美人草」
...自分は耳を峙(そばだ)てて彼の上靴(スリッパ)が静(しずか)に階段を上(のぼ)って行く音を聞いた...
夏目漱石 「行人」
...上靴(スリッパー)の踵(かかと)を鳴らして階段(はしごだん)を二つ上(のぼ)り切った時...
夏目漱石 「彼岸過迄」
......
波立一 「動員令」
...花瓶の中には上靴が突っ込んであるし...
久生十蘭 「キャラコさん」
...あの色とりどりの縫附飾(アップリケ)のしてある上靴なんで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...編上靴(あみあげぐつ)をシッカリと搦(から)み付けて...
夢野久作 「巡査辞職」
...それについで精巧な上靴を一足捧げているものもある...
和辻哲郎 「鎖国」
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