...小児病的なドイツ憎悪から離脱しているのである...
石川欣一 「比島投降記」
...私はいつまでも小児病的に...
伊丹万作 「思い」
...小児病的で恥づかしい...
種田山頭火 「行乞記」
...いわく「俗悪なる見解が如何に我物顔に横行せるかを見よ……彼等にあっては現段階の事象に対する暴露的批判が小児病的鋭舌をもって試みられてはいる...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...現今私の知る限り文士くらゐ小児病的なものはない...
中原中也 「撫でられた象」
...あの小児病的情熱の無産派文学が興ってきて...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...小児病的な誤りを犯すことになる...
矢部貞治 「政治学入門」
...こういうのが正に小児病的な誤りを犯しているものである...
矢部貞治 「政治学入門」
...彼らの小児病的な現実観をあわれんだ...
吉川英治 「三国志」
...次に起す小児病的な癇癖(かんぺき)を予告しているものだった...
吉川英治 「私本太平記」
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