...上野駅から電車に乗り換えます...
...高崎線は上野駅から通じています...
...次は上野駅より好摩駅まで沿道三百六十余哩(マイル)の間の空気に染みぬ...
石川啄木 「閑天地」
...三人の虫喰いが上野駅を午後九時の汽車で五色に向かった...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...丸(まる)の内(うち)附近より上野駅附近にわたる間に存在する主要官公衙(かんこうが)その他重要建造物を爆撃し...
海野十三 「空襲警報」
...そのまま上野駅へ馳せつけて汽車に乗り...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...東京の上野駅の九時四十分発の夜行の急行列車に乗ると...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...こんどまた上野駅で...
太宰治 「津軽」
...彼の頭の一方に雨の日の上野駅の印象が浮んだ...
田中貢太郎 「青い紐」
...ある暖かい日曜に自分もとうとう京成(けいせい)電車上野駅地下道の入口を潜った...
寺田寅彦 「猫の穴掘り」
...二人を上野駅に見送ってしまうと...
徳田秋声 「仮装人物」
...上野駅へ来たのはよかったけれど...
徳田秋声 「仮装人物」
...上野駅まで自動車を飛ばした...
徳田秋声 「仮装人物」
...多分私はその頃――それは上野駅で彼女と子供に見送られた時から目についてゐたのだが...
徳田秋声 「町の踊り場」
...上野駅で別れて以来...
林芙美子 「瀑布」
...上野駅のコンクリートの上に寝起する宿なしの群はニユース映画でも出て来ますが実際を見て来た人の話をきいては一層驚かされます...
原民喜 「書簡」
...この日はその年卒業した小学生が先生につれられて集団となって東京エキや上野駅につきます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そん時に金吾が辿り着いていたのが上野駅だそうでやしてね...
三好十郎 「樹氷」
...きょうの正午過ぎに上野駅で捕まったよ...
夢野久作 「二重心臓」
...コッソリと上野駅を出発し...
夢野久作 「二重心臓」
便利!手書き漢字入力検索