...上野駅から電車に乗り換えます...
...高崎線は上野駅から通じています...
...紛失(ふんしつ)した死体の主は、上野駅のまえで、トラックに追突(ついとつ)されてひっくりかえり、運わるく頭を石にぶつけて、脳の中に出血を起こして頓死(とんし)した四十に近い男であって、どこの何者ともわからず、ただ服の裏側に「猿田(さるた)」と刺繍(ししゅう)したネームが縫(ぬ)いつけてあるだけであった...
海野十三 「金属人間」
...あたふた上野駅にいそぐ...
太宰治 「花燭」
...上野駅に連れて行き...
太宰治 「美男子と煙草」
...勘定」カップにすこし残っていたソーダ水(すい)を割ったウイスキーを口にしながら上野駅の印象の続きを浮べてみた...
田中貢太郎 「青い紐」
...今上野駅から出て来たらしい東北出と思われる母娘(おやこ)連れがめいめいに大きなふろしき包みをかかえて...
寺田寅彦 「柿の種」
...二人を上野駅に見送ってしまうと...
徳田秋声 「仮装人物」
...おかあさんと上野駅へ行ったんだよ...
林芙美子 「お父さん」
...わたしは上野駅に行つた...
林芙美子 「淪落」
...八月二十八日(火曜)十一時に上野駅で久保田氏と逢ひ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...上野駅で岩井と別れる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...九時上野駅へ、三等(二等車無し)で、九時半発十一時着、車中武者小路を読む...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...上野駅まで見送りに行った...
堀辰雄 「菜穂子」
...宿屋のどてら着た赤毛布(おのぼりさん)たちが上野駅附近をうろ/\してゐた...
正岡容 「大正東京錦絵」
...上野駅に近いのですもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...○上野駅のプラツトホーム...
三好十郎 「おスミの持参金」
...そん時に金吾が辿り着いていたのが上野駅だそうでやしてね...
三好十郎 「樹氷」
...たいがいは電車にのって人のネクタイを見ると気がつくが大宮に住むようになってからはとりに帰ると間に合わないので上野駅まで我慢して駅の地下室の売店で買って結んで行ったことが二度...
森於菟 「放心教授」
...きょうの正午過ぎに上野駅で捕まったよ...
夢野久作 「二重心臓」
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