...僕の字は何年たっても一向上達する容子(ようす)はない...
芥川龍之介 「本所両国」
...時に競技会でも行なえばただちに上達する事請合いである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...きっと幾分は上達するだろうと存じます...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...腕も上達するというもの...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...脳(あたま)も腕も上達するというもの...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...馬を稽古(けいこ)する人が上達するに従ってだんだん荒い馬を選ぶようになる心理もいくらかわかったような気がする...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...「一生苦しんでも出来ぬ奴は出来ん……と言って一心を籠(こ)めて精を出せば僅かの間にも上達する...
中里介山 「大菩薩峠」
...各自の職業に能く上達するにある...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...上達するものは上達し...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...いずれおいおい上達することであろう...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...学業の上達すること...
福沢諭吉 「学校の説」
...苦学をも忍びて速やかに上達するはずなれども...
福沢諭吉 「学校の説」
...次第に学問の上達するにしたがい...
福沢諭吉 「慶応義塾新議」
...一ト月で上達するだらう...
牧野信一 「或る五月の朝の話」
...野球……とまだ/\沢山ですが先ず秘してこれだけの中で何(ど)の一つが一番上達するでせうか? 自分では何れもウマクなりさうに思へて駄目ですから...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...ただしっかりものの女なんて松山さんの絵が上達するのをたのしみにして待って居りましょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...上達する自信があるのでしょうか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...定雄は吹く度にだんだん上達する笛の面白さにしばらく楽んで歩いていると...
横光利一 「比叡」
便利!手書き漢字入力検索