例文・使い方一覧でみる「上臈」の意味


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...都の上臈(じょうろう)を見せてやっても...   都の上臈を見せてやってもの読み方
芥川龍之介 「俊寛」

...たとえば当世の上臈(じょうろう)の顔は...   たとえば当世の上臈の顔はの読み方
芥川龍之介 「俊寛」

...上臈(じょうろう)に恋歌(れんか)でもつけていれば...   上臈に恋歌でもつけていればの読み方
芥川龍之介 「俊寛」

...この画は平家の若い美くしい上臈(じょうろう)が壇(だん)の浦(うら)から遁(のが)れて...   この画は平家の若い美くしい上臈が壇の浦から遁れての読み方
内田魯庵 「美妙斎美妙」

...上臈貴嬪らは肥満(ふとっちょ)の松風村雨(まつかぜむらさめ)や...   上臈貴嬪らは肥満の松風村雨やの読み方
内田魯庵 「四十年前」

...そう仰っしゃっていきなりわたくしの肩の上へ上臈(じょうろう)さまをおのせになりました...   そう仰っしゃっていきなりわたくしの肩の上へ上臈さまをおのせになりましたの読み方
谷崎潤一郎 「盲目物語」

...通り掛りの上臈(じょうろう)は吾を護(まも)る侍の鎧の袖(そで)に隠れて関を抜ける...   通り掛りの上臈は吾を護る侍の鎧の袖に隠れて関を抜けるの読み方
夏目漱石 「幻影の盾」

...上臈のかもじと『尤(もっとも)の草紙』に見る通り...   上臈のかもじと『尤の草紙』に見る通りの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...上臈(じょうろう)であっただろう...   上臈であっただろうの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...聟方には待ち上臈...   聟方には待ち上臈の読み方
吉川英治 「私本太平記」

...――上臈風(じょうろうふう)な知性美と気品の高さでは...   ――上臈風な知性美と気品の高さではの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...『上皇のお側に仕へてゐた上臈(じやうらふ)がおあとを慕うて島へ渡つて參り...   『上皇のお側に仕へてゐた上臈がおあとを慕うて島へ渡つて參りの読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

...此處とは別な谷間に上臈と同じく庵を結んで居られたと申します...   此處とは別な谷間に上臈と同じく庵を結んで居られたと申しますの読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

...其處も前の上臈(じやうらふ)の庵のあとゝ同じく小さな谷間...   其處も前の上臈の庵のあとゝ同じく小さな谷間の読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

「上臈」の読みかた

「上臈」の書き方・書き順

いろんなフォントで「上臈」


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