...彼女の私生活について上聞きするのは失礼だ...
...上司からの上聞きには、正直に答えることが大切だ...
...上聞きが苦手な人は、会話の流れに乗って聞き手に話を戻すと良い...
...彼のプライバシーに関する上聞きに対して、私は答えないことにした...
...上聞きをされたときの心得として、相手の意図を考えてから答えることが大切だ...
...妾はそれ以上聞いているのに耐えられなかった...
海野十三 「三人の双生児」
...「僕はそれ以上聞きたくないのだ...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...そしてもしその上聞いていただけるならば...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...その時にはこの恨みを必ず晴らし申す……』それ以上聞くまでもなく...
小泉八雲 田部隆次訳 「茶碗の中」
...」と云ってお島はそれ以上聞こうともしなかった...
豊島与志雄 「運命のままに」
...その身の奢(おごり)を極むること上聞に達し』とあるだけで...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...私は何時寢首(ねくび)を掻(か)かれるかわからない――あんな怖い女はありませんよ」平次はこれ以上聞くこともありませんでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...警部補はそれ以上聞かなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...これ以上聞く耳は持たん...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...これ以上聞く耳はない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...「それもいい、隠居願いがとおればまだしもだったが、幕府はそれをにぎりつぶして、なんと、逼塞という手を打って来た、――かねて不行跡のおもむき、上聞に達して、という、八日か九日の曲輪がよいが将軍家に知られたという、いかに形式とはいいながらあまりにばかばかしい、かてて加えて、渡辺、坂本、畑、宮本の四人が、侯に放蕩をすすめたという理由で暗殺された、それも上意討という名目でです」と七十郎はなお続けた、「かれら四人は忠臣ではなかったかもしれない、坂本八郎左などは、――さっき聞いたばかりだが、里見さんでさえ斬ろうとしたことがあるそうだ、おそらく、曲輪などへ供をしたのも事実でしょう、けれども、その罪を糾明もせずに、いきなり暗殺するという法はない、しかも暗殺者たちは上意討だと云ったそうです、上意とはいったい誰の意志ですか、侯が逼塞になり、まだ跡式のきまらない現在、上意といえる人がいるんですか、原田さん、暗殺者たちが上意と云った、その人が誰だか、聞かせてくれませんか」「貴方は御存じでしょう」と七十郎はさらにたたみかけた、「その人は誰ですか、原田さん、伊達家六十万石の藩主に代って、上意と云うことのできるのは誰ですか、聞かせてもらえませんか」甲斐の額に皺がよった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...十年以上聞いていると...
吉川英治 「剣の四君子」
...上聞に達するのである...
吉川英治 「私本太平記」
...逐一の報告を親しく上聞に達しおわられよ」時局も時局である...
吉川英治 「私本太平記」
...いつか上聞(じょうぶん)に達しおかれたい」「はははは」と...
吉川英治 「私本太平記」
...正行のはたらきはたびたび上聞に入っている...
吉川英治 「私本太平記」
...上聞にも及ぶでござろう』と云った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...抱(かか)え教授入江達三郎から上聞(じょうぶん)に達し...
吉川英治 「松のや露八」
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