...上等兵は軍隊の階級の一つです...
...私の父は上等兵でした...
...彼は上等兵になるために訓練を受けている...
...上等兵に昇進した喜びでいっぱいです...
...上等兵の経験を活かして、市民生活でも役立てたいと思っています...
...おとなしい江木(えぎ)上等兵(じょうとうへい)だった...
芥川龍之介 「将軍」
...手擲弾(しゅてきだん)に中(あた)った江木上等兵は...
芥川龍之介 「将軍」
...SもTも直ぐY上等兵と一緒にそこらを探して見い!」高村軍曹は二年兵にかう云ひつけて直ぐY上等兵の後を追はせた...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...上等兵か何かが上官の前に出た時のやうだ...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...教育上等兵に連れられて診断に来る...
梅崎春生 「狂い凧」
...上等兵なんかじゃないぞ...
海野十三 「空襲警報」
...同乗を命ぜられた工藤上等兵(くどうじょうとうへい)だった...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...そして、この首は、多少、前へ伸びたり、また戦車の胴(どう)へ引込むようにもなっているんだ」「なかなか考えられましたね」と、工藤上等兵は、にこにこ顔だ...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...ここでありますか」工藤上等兵は...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...上等兵の大瀬だけが一人揚って来ねえ...
徳田秋声 「躯」
...上等兵であるか一等兵であるかだ...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...學校ではうつかり落第すると醫者に成り損ねる心配もあるが志願兵では三等軍醫に成れなかつた處でどうといふこともなし百姓等と一所になつて上等兵位にこづかれてゐるのだから本氣にも成れないのだ...
長塚節 「開業醫」
...海軍などは軍艦別にして上等兵曹...
服部之総 「武鑑譜」
...弘雄の末弟にあたる大津行雄は黒木軍の先頭部隊に従つた一上等兵として...
牧野信一 「サクラの花びら」
...上等兵からぐづぐづして居つてはいかん...
正岡子規 「従軍紀事」
...しかれども一人の上等兵に如何にも恩着せらるるが如くやさしく言はるるやうな位置に居るを思へば覚えずむつとして腹立たしくなりぬ...
正岡子規 「従軍紀事」
...待つ間もあらせず今一人の上等兵が早速彼を廊下の果ての留置場の方へ曳(ひ)つぱつて行つた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...私の左右に寝ている上等兵候補者が四人ほど嫌疑者として目指されて...
夢野久作 「ざんげの塔」
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