...彼女は上機嫌で私に話しかけてきた...
...前日の試合で勝ったため、チームメイトたちは上機嫌だった...
...上司が上機嫌だと、仕事がとてもしやすくなる...
...彼は上機嫌の時は、豪快な笑い声が特徴的だ...
...明日は晴れの予報だったので、彼は上機嫌で出勤してきた...
...赤ら顔で上機嫌のグランパス船長は...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...時計を」津島は上機嫌で言って...
太宰治 「家庭の幸福」
...文句を言わずにこれを見ねい! これを!」と親父はすこぶる上機嫌で帳場格子の中から...
橘外男 「蒲団」
...その間御牧はひどく上機嫌で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...これ等の子供達は皆上機嫌で...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...上機嫌(きげん)な様子に返った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そして上機嫌だった...
豊島与志雄 「庶民生活」
...それから非常に上機嫌になったり不機嫌になったりした...
豊島与志雄 「理想の女」
...平次は相変らずの上機嫌で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...……手前は知らなかったが、金座のからす組、小田原町のとんび組といや、下町では有名なもんだそうで、この凧合戦を見にわざわざ山の手からやって来るひともあるくらいだそうです」藤波は、気のない調子で、「ふむ、ふむ」顎十郎のほうは、ひどく上機嫌で、ああんと口をあけて、からす凧を眼で追いながら、「……もう、間もなく、むこうの小田原町のほうから鳶凧がやって来て、ここでひと合戦はじまります...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ルダンさんが上機嫌なときに奏くまずいピアノがきこえていた...
久生十蘭 「黄泉から」
...上機嫌と専心の復帰を待っていただきたい...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...いかにも上機嫌(じょうきげん)そうに...
堀辰雄 「三つの挿話」
...ここへ来たのはお金の為だ」リッチフォードの声が上機嫌だったので...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...成吉思汗(ジンギスカン)(上機嫌に)今日第一の殊勲者は...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...と云って上機嫌だった」「それだけか」「うん...
山本周五郎 「花も刀も」
...一たん上機嫌に昇ってしまうと...
吉川英治 「三国志」
...とも気づかず、柴進は上機嫌で、「これこれ、二人の端公にも、杯をやれ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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