...彼女は上機嫌で私に話しかけてきた...
...前日の試合で勝ったため、チームメイトたちは上機嫌だった...
...上司が上機嫌だと、仕事がとてもしやすくなる...
...彼は上機嫌の時は、豪快な笑い声が特徴的だ...
...明日は晴れの予報だったので、彼は上機嫌で出勤してきた...
...しかしあの男があんなに上機嫌なことは...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...上機嫌で家に帰った...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...キツチナアが上機嫌な折を見計らつて...
薄田泣菫 「茶話」
...叔父さまは非常な上機嫌(じょうきげん)でうたいなど唸(うな)っていらっしゃったが...
太宰治 「斜陽」
...これはホームズが上機嫌のときの癖である...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...それから非常に上機嫌になったり不機嫌になったりした...
豊島与志雄 「理想の女」
...当の道庵先生はいよいよ上機嫌で...
中里介山 「大菩薩峠」
...旦那はいつも上機嫌にからかうのが常である...
中村地平 「南方郵信」
...三時間以上も上機嫌で話をされた...
中谷宇吉郎 「露伴先生と科学」
...道益は至極上機嫌で...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...オクサーナはすつかり上機嫌で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...そして、その巨人は、もしも、上機嫌だったら、ヘスペリディーズの庭がちょうどどの辺にあるか、あなたに教えてくれるでしょう...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...スミス氏は舞台の伝統に倣い、意味ありげに胸をたたいて、上機嫌に言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...「おっかちゃん! 十も買ってくれたよ」筒抜けに上機嫌な一太の声を...
宮本百合子 「一太と母」
...「現金で御免ね」と云い乍らしんからほっとして上機嫌な晩をすごしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...すると意外に上機嫌な声音(こわね)で...
山川方夫 「演技の果て」
...母と父の膝を往き来しながら上機嫌にはしゃぎ飾り物の団子(だんご)をたべるのだと...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...決して上機嫌(じょうきげん)で来たのではないからだ...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
便利!手書き漢字入力検索