...初めて小説を上梓する作家も多いです...
...今年も新しい詩集を上梓する予定です...
...上梓のための校正作業に時間がかかりました...
...この出版社は、著名作家の新刊を続々と上梓しています...
...将来的には、自分の小説を上梓することが夢ですね...
...芭蕉は「虚栗(みなしぐり)」(天和三年上梓)の跋(ばつ)の後に「芭蕉洞桃青」と署名してゐる...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...新たに『おばけの正体』の書名の下に上梓(じょうし)するに至る...
井上円了 「おばけの正体」
...僕がこの本を上梓(じょうし)することが出来たのは...
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」
...凡上梓之書ハ不レ論三編輯之荒誕与二詞章之奇雋ト一只以二多鬻ヲ一為二大著述ト一奉シテ二其作者ヲ一為二揺銭樹翁ト一...
京山人百樹 「北越雪譜」
...これの上梓のための一切の煩雑な仕事を直接引受けて頂いた多くの心友に対し...
富澤赤黄男 「天の狼」
...大正二癸丑(みずのとうし)の年春三月小説『すみだ川』幸(さいわい)に第五版を発行すると聞きて荷風小史すみだ川序わたくしの友人佐藤春夫(さとうはるお)君を介して小山(おやま)書店の主人はわたくしの旧著『すみだ川』の限定単行本を上梓(じょうし)したいことを告げられた...
永井荷風 「すみだ川」
...これと戦うべき官軍熊本藩の依頼によって大至急で翻訳上梓された『洋兵明鑑』には「明治元年晩冬」の序文が付せられている...
服部之総 「福沢諭吉」
...ライプチヒのインゼル書肆から上梓せられたのは...
堀辰雄 「一插話」
...さうしてジィドは最近「ショパンに就いてのノオト」を上梓したをり...
堀辰雄 「「エル・ハヂ」など」
...今度創元社から上梓します...
堀辰雄 「心の仕事を」
...翻訳は上梓の目的だつたが...
牧野信一 「浪曼的月評」
...およそ二百五十年前の嘉永三年(1850)に上梓せられた『桃洞遺筆(とうどういひつ)』第二輯に三度栗の記事があって次の通り書いてある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その市井随筆集はつひに上梓の運びに至らなかつた...
正岡容 「下町歳事記」
...大正十四年に上梓された『巣鴨総攬』に拠ると...
正岡容 「巣鴨菊」
...私は真に君の歓びを自分の歓びとして一日も早くその上梓の日を鶴首して待つ...
室生犀星 「抒情小曲集」
...四年に上梓(じょうし)せられた「屋敷附」より古い「武鑑」の類書を見たことがない...
森鴎外 「渋江抽斎」
...更に別冊の私版本を病中ではあったが上梓した...
柳宗悦 「四十年の回想」
...教隆本が関東に下った清原家の証本であるに対し正平板『論語』は京都の清家の家本を写して上梓したものであろうとの結論に達している...
和辻哲郎 「孔子」
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