...便宜上後(のち)になつて批評家に案出されたものなんだから...
芥川龍之介 「イズムと云ふ語の意味次第」
...殿上後宮の娘子軍のみ...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...両端には百フィートあるいはそれ以上後方に突出した翼があり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...先年追悼会の席上後藤男自らの口からもその談話の内容を発表する事は出来ぬといわれたが...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...引上後の留守居については...
大杉栄 「獄中消息」
...最上後甲板下船室(ラウンドハウス)と言ってもいいくらいであった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...それから良平が陸軍大学の予備試験に及第しながら都合上後廻わしにされたを憤(いきどお)って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...それから良平が陸軍大學の豫備試驗に及第しながら都合上後はしにされたを憤(いきどほ)つて...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...その上後(あと)から三沢のために岡田に若干の金額を借りた...
夏目漱石 「行人」
...五六間以上後(おく)れると...
夏目漱石 「坑夫」
...その上後(あと)で面倒でも起ると悪いとも思い返した...
夏目漱石 「明暗」
...田舍の正月は今でも舊だから都會の正月より一月以上後れる...
横瀬夜雨 「田舍の新春」
...いまはただしく今上後醍醐の皇后(みきさき)と仰がれる御方とはなっている...
吉川英治 「私本太平記」
...今上後醍醐の譲位をやむなくさせて...
吉川英治 「私本太平記」
...そして主上後醍醐もまた...
吉川英治 「私本太平記」
...主上後醍醐のきみを守護したてまつる大将といえば...
吉川英治 「私本太平記」
...三年以上後のことである...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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