...吾人の官能上差別を感じないという事にもなる...
寺田寅彦 「方則について」
...上差(うわさし)の流鏑矢(ながれかぶらや)引抜いて...
直木三十五 「南国太平記」
...実際上差支(さしつかえ)ないと信じます)もう一歩進んで...
夏目漱石 「創作家の態度」
...「それでまず実験上差(さ)し支(つか)えないくらいな球を作って見ようと思いましてね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...旅客は千人以上差支(さしつかえ)なしと云うので...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...此慾は十分の九位を占め居ること何人にても同じことなれば書くも書かざるも比較上差支なしと思ひたれども...
正岡子規 「読書弁」
...背のえびらから上差(うわざし)の鏑矢(かぶらや)一トすじ抜きとって願文に添え...
吉川英治 「私本太平記」
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