...私も上屋敷へ行って葬儀を見送った...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...いよいよ五月十五日の日も暮れて、上屋敷大広間の、かけ連ねた銀燭の中に、三人の美女、多与里、小浪、梅野は、それにめ合せる筈の三人の寵臣、六郷左京、名川采女、伊東甚三郎と相対しました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...一夜のうちに御他界になつたのを駿河臺上屋敷の者の毒害と言ひ掛りをつけ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御上屋敷へ持参したのは藤兵衛と弟子の良助の二人で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御上屋敷へ持參したのは藤兵衞と弟子の良助の二人で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...呉服橋の上屋敷から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...西久保上屋敷御長屋に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...西久保高力家上屋敷の門の外に忍び寄りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...善兵衞は御禮言上のため龍の口の上屋敷に參上...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...訊けば市ヶ谷の御上屋敷から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人質(ひとじち)として丸の内上屋敷(かみやしき)に檻禁(かんきん)させていたので...
長谷川時雨 「明治大正美女追憶」
...此機会に蘭軒は轎(かご)に乗つて上屋敷に出入する許可を受けたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...成斎は「今の神田淡路町にあつた阿部侯上屋敷内自宅の二階三室を教場として」ゐたと云ふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...綱宗の代には上屋敷が桜田にあつて...
森鴎外 「椙原品」
...九月に上屋敷へ帰ると...
山本周五郎 「桑の木物語」
...秀之進は上屋敷へ着いて校川宗兵衛の宅をおとずれた...
山本周五郎 「新潮記」
...紀州から来た蜜柑(みかん)を上屋敷へ送るのだといって...
山本周五郎 「風流太平記」
...上屋敷にはいなかった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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