...品川伊佐羅子(いさらご)の上屋敷(かみやしき)が...
芥川龍之介 「忠義」
...上屋敷にいた常府の婆連で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この上屋敷だけは破損はしなかった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...ここでお暇(いとま)いたします」高力家上屋敷の門を遠く眺めて...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...一夜のうちに御他界になったのを駿河台上屋敷の者の毒害と言い掛りをつけ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藤兵衛は上屋敷から帰った晩から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上屋敷まで調べたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...西久保上屋敷御長屋に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何んの苦もなく市ヶ谷御上屋敷へお届けするはずでございました」平次は丁度宜い折をつかんで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...玉造組与力で月番(つきばん)同心支配をしてゐる坂本鉉之助(げんのすけ)を上屋敷(かみやしき)に呼び出した...
森鴎外 「大塩平八郎」
...遠藤の上屋敷は辰口(たつのくち)の北角(きたかど)であった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...それから火事のあつた年の十二月に愛宕下上屋敷の普請が出来て...
森鴎外 「椙原品」
...これから伊達家では不断(ふだん)上屋敷に住むことになつたのである...
森鴎外 「椙原品」
...一歩ずつ大地を踏みしめるような足どりで上屋敷へ帰っていった...
山本周五郎 「落ち梅記」
...自分が上屋敷へ訪ねていっても...
山本周五郎 「菊千代抄」
...秀之進は上屋敷へ着いて校川宗兵衛の宅をおとずれた...
山本周五郎 「新潮記」
...それは一刻も早く市ヶ谷上屋敷の尾張義通(よしみち)――万太郎の兄なる人...
吉川英治 「江戸三国志」
...桜田門外の上屋敷から来て...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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