...一度共同の心が欠けると利己主義となる...
大隈重信 「始業式訓示」
...手が欠けるということはなく...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...文人の資格に欠けるというようなことが常識になっていて...
太宰治 「わが半生を語る」
...しかしそれで枯れ枝などを切ると刃が欠けるという主人の言葉はほんとうらしかった...
寺田寅彦 「芝刈り」
...やがては映画株式会社の重役陣のスタッフのどれもが欠けることのできない創作陣のスタッフなのである...
中井正一 「映画のもつ文法」
...どうも道学者流で自由な躍動(やくどう)の気に欠ける憾(うら)みがある...
中島敦 「弟子」
...そして、役にも立たないことだが――毀(こわ)れたものなら、元の通り継(つ)いでみるとか何とか、どんなにつまらない物でも、それくらいの未練は持っているものだ、ところがあの娘はどうだ」「お狐を落(おっこ)として、尻尾が欠けると、ちょいと振り向いたっきり、拾い上げようともせずにサッサと行ってしまった――なるほど、こいつは可怪しいや」「解ったか、八、あの女は馬鹿か豪傑か、でなければ腹の中に容易でない屈託があるんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...『この天と地のあいだにはな、ホレーシオ、哲学などの思いもよらぬことがあるのだ』(小田島雄志訳)「概して軍人は怠惰で、想像力に欠ける...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...雄大の点においては欠けるであろう...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...欠けるところなく女性が蔵されていることを告げるもので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...もし相愛と協力とが欠けるなら...
柳宗悦 「工藝の道」
...これらの性質に欠けるなら...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...合理に欠ける日本人は...
柳宗悦 「民藝四十年」
...髪に触れても刄(は)の欠けるもろい鑿(のみ)ゆゑ大事がる...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...道徳に欠けるところが多い...
吉川英治 「三国志」
...彼もまだ三十には一つ欠ける...
吉川英治 「新書太閤記」
...仲間の義理が欠けるだろう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「その盟友を、見殺しにしては、義に欠ける...
吉川英治 「松のや露八」
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